そろそろ結婚問題も大詰めを迎えようとしているらしい藤原紀香(44)と片岡愛之助(43)。ここでは、その愛之助という男について、これまでの恋愛遍歴の経緯を具体的にたどりながら、実体を追求していこうと思う。非常に手厳しいので、愛之助ファンは読まないほうが賢明かもしれない。
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【備考:ラブリンの足跡(若干の異同あり)】
大阪・新天地のホステス(47)1999〜
佐藤江梨子(33)2010〜2011
愛原実花(29)2011〜2012
熊切あさ美(35)2013〜2015
藤原紀香(44)2015〜
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[ラブリンという男〈1〉待ち伏せをする]
佐藤江梨子との出会いは、舞台『花の武将 前田慶次』での共演だとされている。愛原実花とのきっかけも舞台『好色一代男』での共演であり、熊切あさ美とは映画『歌舞伎町はいすくーる』での共演である。で、藤原紀香とはNHK BSプレミアムのドラマ『ある日、アヒルバス』がきっかけとなっている。
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こうして見ると、愛之助は女性を追いかけるタイプではなく、待ち受けるタイプなのである。モテる男だからこその戦略である。ハンティングのしかたとしては、木の枝で昆虫を待つカメレオンとか、砂の中に潜むアリ地獄とか、定置網とか、そんなものである。で、ラブリン、寄ってきた獲物に対して、ほとんど受け入れるようなのである。
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それがとくに特徴的だったのは、佐藤江梨子との場合である。佐藤江梨子は周知の通り、2006年から2007年にかけて市川海老蔵(37)と交際していた女である。同じ歌舞伎界の、しかも名門を継ぐ男の元カノである。愛之助に少しでも意地があれば躊躇するところだが、どうもそういう気配はなかったようなのである。人類みな平等、来る者は拒まず、の姿勢である。
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余談であるが、2人の出会いのきっかけとなった舞台『花の武将 前田慶次』は2010年の9月公演であり、海老蔵暴行事件が起こったのは11月25日である。交際開始直後のタイミングで海老蔵暴行事件が起こったわけである。海老蔵に捨てられたかたちだった江梨子にしてみれば、ザマアミロである。
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しかも海老蔵の突然の休業による代役を務めた愛之助は、これで全国区の人気を手にしたのである。京都南座での吉例顔見世興行、『外郎売(ういろううり)』の曽我五郎役である。愛之助、棚からぼた餅ふたつだったわけである。棚は海老蔵である。
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[ラブリンという男〈2〉マメでハード]
というわけで、大局的な女性関係においてはなりゆきまかせ、されるがままに近い愛之助だが、具体的な恋愛行動においてはきわめてマメでハードなのである。江梨子の出演している舞台に足しげく通ったり、自分の舞台が終わったあとにも、疲れているにもかかわらずデートをしたり、と労をいとわないのである。
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その旺盛さが裏目に出たのが、愛原実花との場合である。なにしろ実花は男子禁制の宝塚を退団してはじめての仕事で愛之助と出会っているのである。愛之助のマメでハードな恋愛にはついてゆけなかったのである。それで交際開始早々、約3ヵ月でいったんは別れるのである。
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そしてまたこれが恋愛なれしていないせいといおうか、初々しいといおうか、その4ヵ月後には復縁してしまうのである。しかし、愛之助のほうはこんなヤワな交際では満足できないわけである。
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江梨子程度のベテランに登場してもらわなければ、これはどうにもならない、とモジモジしていたところにタイミングよく現れたのが熊切あさ美である。待ってましたのカメレオン、アリ地獄、定置網である。で、おそらくはそれが原因となって実花とはここで再び、今度は完全に別れることになったのである。
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[ラブリンという男〈3〉ウソをつく]
こんな愛之助のいきあたりばったりの受け身の姿勢は、当然トラブルを招く。際立ったのは、やはり熊切あさ美(35)、藤原紀香(44)との三角関係である。しかし「いやぁ、なんだかいわれるままにしていたらこんなことに……」ともいえないのである。そこでツジツマ合わせのウソをつくことになるのである。
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典型的なウソは、自分は、たとえプラトニックであっても女性関係がダブったことはない、である。それでは時系列を細かく見てみよう。ついでなので江梨子のところまでさかのぼる。
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●2010年9月3日〜23日:愛之助、佐藤江梨子と舞台『 花の武将 前田慶次』で共演
●2011年1月:愛之助と江梨子の交際報道(女性セブン)
●2011年3月:愛之助に小学校5年生の息子がいることが発覚(女性セブン)。相手は、元大阪新天地のホステス。認知はしていないが養育費などの生活の援助は続けていること、また養父の片岡秀太郎(74)にもこのときまで息子の存在を知らせていなかったことも明るみに出た
●2011年7月:愛之助と江梨子の親密交際報道(女性セブン)
●2011年8月6日〜21日:愛之助、愛原実花と舞台『好色一代男』で共演。愛原実花にとっては、これが宝塚退団後の初仕事である
●2011年10月19日:愛之助、実花との交際を認める
●2012年1月17日:愛之助、実花との破局を認める
●2012年5月:愛之助、実花との復縁を発表。「乗り越えました。どーんと書いてください」
●2012年10月4日〜20日:愛之助と熊切あさ美の共演映画『歌舞伎町はいすくーる』撮影
●2012年10月:愛之助、あさ美との交際開始(あさ美談)
●2013年2月12日:愛之助、愛原実花との再度の破局を認める
●2013年2月:愛之助、あさ美との交際を認める
●2015年3月29日〜6月10日:愛之助と紀香の出会いとなった『ある日、アヒルバス』撮影。ちなみに7月5日に放送された同ドラマの第1回分のサブタイトルは「崖っぷちの女」である
●2015年3月末:このころから愛之助とあさ美の連絡が途絶(あさ美談)
●2015年4月:愛之助とあさ美が同棲するマンションの契約更改。名義はあさ美の実父。愛之助、5月分の家賃を負担する
●2015年5月27日:愛之助、ブログで紀香との「同棲愛」報道を否定
「報道に同棲とか合鍵とありますが、その様な事実は一切ありません」
「三年位前から、病院を紹介して貰ったり、健康面の事や、何でも話せる良き友人ですし、お仕事も一緒にさせて頂きますので、そう言う意味でもこれからもお付き合いさせて頂きます」
●2015年5月28日:同日発売の『女性セブン』が愛之助と紀香の「同棲愛」報道。約1ヵ月前に、紀香が信頼する占い師に交際を自慢するように、これからうまくいくか、と相談していたという内容も。この記事に従えば4月下旬か5月のアタマには交際がスタートしていたことになる
●2015年5月29日:あさ美が『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ)に出演。号泣しながら「別れていない。まだ信じていたい」と愛之助との別れ話を否定。このとき、宮根誠司(52)は直接愛之助から「4月に電話で別れを告げていた」と聞いたと語る
〜熊切あさ美、テレビでたびたび号泣したり、グチったり〜
●2015年8月28日:同日発売の『フライデー』(講談社)に愛之助と紀香のツーショット写真が掲載される
●2015年8月28日:愛之助がブログで紀香との交際を発表
「僕の人生上、2人の女性を同時に好きになったことや、重なってお付き合いをしたことは一度もありません」
「実際、以前の報道時はいい友人関係であり、藤原さんサイドに多大なご迷惑をお掛けし、お詫び方々 深い話をするようになり徐々に距離が縮まり、それらの逆風を乗り越える相談をする中で次第に“絆”のようなものが生まれ、互いに大切な存在であることに気づきました」
「交際を始めたのがここ最近ですし、お互い40代の独身同士、見守って下さいなんて図々しいことは言いませんが どうぞ そっとしておいて頂けると幸いです」
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申し訳ないが、時系列を見ると、どうしても江梨子→実花→あさ美→紀香のすべての転換場面において重複しているように私には見えるのである。しかも上記8月18日のブログでの交際宣言によれば、5月に『女性セブン』に(事実無根にもかかわらず)「同棲愛」をすっぱ抜かれたことが、紀香との交際のきっかけだとしているのである。盗人猛々しい、厚顔無恥とはこのことである。と、私は思うのである。
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[ラブリンという男〈4〉長いものには巻かれる]
本日、11月2日現在の愛之助、紀香に関する最新情報は、ともに「質問にダンマリ」とか「結婚報道に沈黙を続ける」というものである。喋れないこと、あるいは喋れない理由があるのである。
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喋れないことがあるとすれば、それは結婚話の破綻がついに明らかになったということであろう。喋れない理由であれば、結婚話がいま大詰めの段階に来ているということであろう、と思うのである。
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ちなみに一昨日の10月31日、ハロウィーンイベントに登場した熊切あさ美は、愛之助と紀香の“結婚を前提にした交際”について「どうぞどうぞ、おめでとうございます」と、意外にも明るく語っているのである。
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私はたしか前回か前々回の記事にも書いた通り、愛之助と紀香の結婚は絶対にないと考えているのである。そしてこれは愛之助と紀香のあいだだけでなく、お互いが所属している松竹とバーニングプロダクショングループのあいだの問題でもあるとも書いた。
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紀香がここまでいろいろと仕掛けられるのは、バーニンググループの後押しがあるからである。この問題についてのスポーツ紙、およびテレビは、ほとんどバーニングからのコントロールを受けているはずである。
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コントロールといって聞こえが悪ければ、申し入れである。つまり、数日前までの「来春にも結婚」の大合唱といったようなものである。したがって、これからしばらくのあいだ、愛之助、紀香の結婚問題報道は姿を消す可能性が高い。
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ちなみに『情報ライブ ミヤネ屋』の宮根誠司の所属事務所「テイクオフ」もバーニングプロダクションの直系である。2012年に『女性セブン』が誠司の隠し子をスクープした際にも、バーニングの力が働いたとされているのである。実際、スポーツ各紙はいっせいにこのネタをスルーしたのである。(サイゾー、2012年1月10日)。
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そうなってくると、宮根誠司(52)が5月29日の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ)で、直接愛之助から「4月に電話で別れを告げていた」と聞いたと語ったのも、バーニングの意向と疑えないこともないのである。二股疑惑を避けるためである。
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で、そんなこんなのなか、愛之助はといえば、紀香に手綱を引かれるかたちで健康生活に精を出し、携帯電話を買い替え、13年ぶりだかの休暇を取り、旅行にも行っていたわけである。いつもの、されるがままである。それに紀香にはバーニングがついているし……、である。
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そしてまた、この結婚話が不調に終わったあかつきには、きっと“梨園の贔屓筋の賛同が得られず……”、といったような情報が流されるわけである。ことのはじまりがいつも週刊誌報道であるように、終りもまたいつも他人のせいなのである。愛之助はこうして自分の手は汚さず、来る者は拒まず、漂い続けるのである。
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[ラブリンという男〈5〉性欲に忠実]
で、そんな愛之助をときどきは結婚というピンチにも押しやってしまう行動原理はなにかといえば、これはもう無類の女好きということである。元も子もないいいかたをしてしまえば、性欲である。あの切れ長すぎる目を見ればわかるのである。
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切開手術をしたと噂がたつくらいの目尻である。精子型の目、といった輩までいるのである。私ではない。ともかく、この一重で切れ長の目が、平成のエロアルカイック、エロ仏像と呼ばれる由縁なのである。人相学からいっても、切れ長の目は男女とも夫婦生活が円満にいく相なのである。
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ちなみに亀田興毅(28)、内藤大助(41)、辰吉丈一郎(45)、たこ八郎(享年44)などの目尻は殴られて何度も切っているうちに切れ長になってしまったのである。勘違いしてはいけないのである。
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私の定説は「目も口元もモノをいう」である。愛之助の、あの大きくて肉厚、輪郭のはっきりした唇は、精力の強さをらわしているのである。そうとう、というか人並みはずれて強いのである。しかも横に広がった大きな鼻も体力、持久力の強さを示しているのである。一般には鼻は金運を表すとされているが、私がいっているのは「運」ではなく、「性質」なのである。
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というわけで、まあ、口が悪いにもほどがあるが、愛之助、自分のチンチンに引きずられて生きているようなものである。ときどき両生類的な不気味さを漂わせるのはそのためである。
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私としては、愛之助にはぜひ「性豪」という熱い言葉をいまいちどこの平成の世に復活させてもらいたいのである。そのためにはゲテの領域も制覇しなければならないのである。たとえば和田アキ子(65)とか上沼恵美子(60)である。ガンバレ!! 愛之助!! きみならできる。(了)


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