2015年11月9日月曜日

男と女って結局、加藤茶と綾菜みたいなもの? 立場は逆だけど





加藤茶(72)、加藤綾菜(27)。45歳差の夫婦である。ご当人たちにはたいへん申し訳ないのだが、この2人にものすごい違和感を感じるのである。腑に落ちないのである。なにが、といわれても言葉に詰まるけれども、いつまでも気分の折り合いがつかないのである。それでその正体を突き止めてみようと思っているのである。



たぶん私のように感じている人は少なくないと思うのである。その証拠に、ネット上には2人に関するさまざまな噂、中傷、雑言が流れているのである。もちろん真偽のほどは定かではない。本当のことは千に三つの類かもしれない。しかしそれらは、茶夫婦に対して世間が抱いている印象の、とくに負の部分を窺わせるのである。以下、列挙してみよう。






加藤茶と綾菜が入籍したのは2011年6月23日である。交際期間は4ヵ月弱であった。

加藤茶は1987年、18歳年下の女性と結婚し、2003年に離婚している。離婚原因は茶の浮気である。この前妻とのあいだに2男1女がいる。長男は現在27歳、綾菜と同い年である。長女は24歳、次男22歳。

加藤茶は1993年、当時32歳年下の、18歳の女性との浮気が発覚した。
加藤茶は、前妻との婚姻中に綾菜と関係があった。(→後述、綾菜の年齢についての噂を参照)
加藤茶は離婚から3年後の2006年に「大動脈解離」という大病を患った。このときに看病をしたのは、すでに離婚していた前妻である。さらに退院後も同居して身の回りの世話をしていた。その後、綾菜との結婚が決まり、同居を解消。前述、綾菜との結婚までの交際期間「4ヵ月弱」が事実だとすれば、2003年の離婚から2011年まで同居していたことになる。

加藤茶の自宅は、離婚時に譲渡した前妻の自宅へ歩いて10分ほどの距離である。
加藤茶は2012年、子どもの養育費を払えず、前妻に家庭裁判所への申し立てを起こされた。





加藤綾菜は広島県尾道市出身。父親は漁師、母親は水商売をしていた。両親は離婚し、現在の父親は母親の3番目の夫である。またその結婚は従姉妹からの、いわゆる略奪婚である。母親は現在48歳、父親は41歳である。
父親の職業は機械製造会社の経営である。従業員は6名。父親も再婚であり、前妻のあいだに子どもがいる。綾菜に現在の父親の遺産相続権はない。

加藤綾菜は、結婚式での同級生のスピーチによると、中高一貫の名門女子校、岡山清心学校を卒業している。その後、ネット上で同大学OBと名乗る人物によると亜細亜大学に進学したらしい。学部学科は不明。

加藤綾菜は自称元モデル、社長秘書である。しかし実際は六本木のキャバレー勤務などをしており、茶とは銀座のクラブホステス時代に知り合っている。したがって六本木の割烹料理店でアルバイトをしていて知り合ったというのはつくり話である。

加藤綾菜の「あやな」はキャバレー勤務時代の源氏名でもある。
加藤綾菜の実際の年齢は40歳である。
加藤家に頻繁に出入りしているらしい綾菜の「弟」は実は綾菜の息子である。

加藤茶は、以前、賭け麻雀が大好きであった。いまはもうやっていない。
加藤茶の年収は、いまでも約8000万円ある。



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入り乱れている情報を取捨選択し、整理もしているのである。したがって恣意が入っていないといえばウソである。で、ともかく、もし万一、これがすべて事実だとしたら、いろいろな意味でたいへんに複雑な事情を抱えた者同士のカップルだということになるのである。



なかでも私にとってもっとも蠱惑的な風説は「綾菜40歳説」である。これが事実であれば、一般に信じられているのとはまったく違うもうひとつの物語が、たちどころに立ち上がってくるのである。



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しかしいまのところ、その他の情報とはまったくツジツマが合っていないのである。とはいえ、ツジツマを合わせる方法がないわけでもない。綾菜と母親とは実は姉妹であるとか。一般の人である。妄想は止めよう。



それにしても、マスコミはなぜこれらの情報を精査、検証し、報道しようとしないのであろう? ニュースバリューはある。もし事実なのに報道されないのであれば、報道しずらい理由があるということである。すでに高齢である茶の健康を配慮してのことだろうか? いやいやマスコミはそんなに思いやり深くはない。



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私が加藤茶夫妻に違和感を感じるのには、たぶん、茶の人柄が結婚してから大きく変わったように思われるのが理由のひとつである。穏やかになった、おとなしい感じになった、といえば聞こえはいいが、覇気がないのである。目にチカラがない。おどおどした感じさえするのである。



パーキンソン症候群や、それ以前の薬の副作用からも立ち直ったはずなのに、どこかフワフワしているのである。いやいや、それはもう72歳なのだからしかたがないだろうといわれれば、それまでである。






ああ、いま思い出した。唐突ではあるが、綾菜は美白、美肌の鈴木その子(享年68)を大きく逞しくした感じの顔立ちなのである。

で、違和感を一挙にまた大きく膨らませたのが、今年、2015年7月2日に放送された『ニンゲン観察バラエティ モニタリングSP』(TBS)だったのである。この番組で、茶は綾菜に「借金の連帯保証人になっていたが、その仕事仲間に逃げられ1億円を返済しなければならない」というドッキリを仕掛けたのである。



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このつくり話を茶から聞かされた綾菜は、少し間をおいて「前も逃げられたもんな。チータンが信用してな。今年の3月に全部返済したばっかり。1億円だまされてから」 といささか咎める口調になったのである。しかしそれもまもなく「家を売ればいい。住むところがなくなってもいい。一からやり直せばいい。どうにでも人は生きていける」 とキッパリいってのけたのである。



茶が思い詰めた表情で「アータン、別れようか?」と切り出すと、言下に「それはないな。アヤとは離れられないでしょ?アヤもチータンと離れられない。大丈夫、私が守ってあげる」 なのである。茶、チータンと呼ばれていたのである。



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しかしもちろん、チータン、アータンで違和感が膨らんだわけではないのである。話の最中、向かい合って座っていた2人がひとつのソファに並んだと思うと、アータンが肩に腕を回してチータンを抱いたのである。お互い、体格的にもそのフォーメーションがぴったりだったのである。アータンがチータンを、である。



ここでアータン、「なかなか、やるよな。ふつう72歳で1億円も借金しないだろ。その度胸は認めるよ」とチータンを慰めたのである。実際は広島訛のイントネーションが加わるので、もっともっと漢(おとこ)っぽかったのである。






そのあと、確かカットが入って、チータンとアータンは再び向かい合わせに座っていたのである。そしてチータンは「結婚してからも、どんどんアータンのこと好きになるよ」みたいなことをいい「アヤもだよ」だったのである。



この番組については放送の直後からネット上でヤラセだという意見が盛り上がっていたのである。確かに、全体の話の筋書きはあるのかもしれないとは思う。とくに冒頭の「 今年の3月に全部返済したばっかり。1億円だまされてから」には含むものを感じるのである。性格が悪いから。






しかし私は、あの加藤茶が、テレビカメラの前で「結婚してからも、どんどんアータンのこと好きになるよ」という発言をしたことにショックを受けたのである。チータンは照れ屋でもあり、そういうことを口にする人間ではなかったはずなのである。やっぱり人が変わった、と思ったのである。



洗脳というほど荒々しいものではないが、なにかチータンはアータンに心理的に誘導されている感じを強く受けるのである。共依存というのではなく、チータンが一方的にアータンに依存している感じがするのである。






そういえば、チータンに友人がいるという話は聞いたことがないのである。親族は実の妹が1人。あとは、たぶんいまでは疎遠になってしまったであろう前妻と3人の子どもたちである。孤独な人間は誘導されやすいのである。



俗にいうマインドコントロールというのではない。そういう魔法のようなものではなくて、アータンは頼れる、信頼できる、という物語をいつのまにか、摺り込まれていったのではないかと思うのである。






チータンはアータンにたいへん忠実である。しかしアータンのほうにも誘導しているという自覚はたぶんないのであろう。まあ、アータンは海千山千でしたたか、という感じはする。そのときそのときにそれなりの理屈を与え、リードした結果、チータンはすっかり馴らされた、という感じであろう。



おお、わかったのである。チータンとアータンは、男女の役割が一般の場合とは逆転しているのである。頼る頼られるというだけでなく、キャラクターの全般において逆転しているのである。しかも一般の場合よりもはるかに極端に、主従関係ともいえるくらいにくらいにくっきりとしているのである。それが強い違和感の原因なのである。



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問題なのは、もしチータン夫婦の性が入れ替わったとしたら、これほどの強い違和感はなくなるのだろうか? である。でもって、正直に自分の心を見つめると、答えはYes、アータンYes。なのである。



つまり、私には、女はつねに受け身であり、男によって庇護され、男に従うものであるという固定観念がある、ということになるのである。男チータンにクッソエッラそうな野郎だ、という感触はもつだろうが。



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人を道づれにするわけではない。するわけではないが、しかしおおかたの男はそんなものだろうと思うのである。女をかき口説いているのも、要するに心理的な誘導を試みているのではないか、ということである。つまり愛だ恋だのいっている2人はオープンで対等の立場にはいないわけである。下心とはよくいったものである。



そしてそういう男と女の光景があたりまえに受け容れられて、逆の立場になると違和感が生じるのである。うむ。私の場合はそんなものである。恐ろしいことである。いや、むしろそれがふつうで別にどうこういう問題ではないのかもしれないのである。



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きっと、男と女が完全に対等などということは幻想でしかないのである。しかし私にはショックなのである。もう、女の肩を抱いてあれこれ囁く、なんてことはできなくなったのである。



繰り返しになるが、それが恋愛というものだといわれればそんな気もするのである。人間なんてそんなものさ、と。弱肉強食、優生哲学を信奉しているような男ならきっとこんなことで躊躇はしないのである。そして最近、そういうヤツがやたらと多いのである。「上」とか「下」とかの話ばかりしているバカである。で、これがまたそういうヤツがモテたりするのである。






ところで私、見栄を張っておりました。女の肩を抱いてあれこれ囁く 、なんてことは、私、生まれてこのかた1度もしたことがないのである。恥ずかしいし。つまり、たぶん私はそんなこととは一生無縁のままに人生を終えるのである。



それが悲しいのは、やっぱりモテたい気持ちはあるからである。でもって、こんなグチャグチャした男は金輪際、未来永劫、いくら転生を重ねても、どうしてもモテない確信も、鋼鉄の固さなのである。おお、本当に、なんてことだ!! なにからなにまで悲しいではないか。…………アータン!!(了)




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