2015年11月30日月曜日

遙洋子の擁護はありがた迷惑。喜多嶋舞はただ放っておいてほしい





タレントの遙洋子(年齢不詳)という人が、11月28日のテレビ番組で「私は喜多嶋さん側に立ちたい」と熱弁をふるったらしい。例の大沢樹生(46)の「親子関係不存在」確認訴訟の件である。



「夫として裏切られた感がある、かわいそうだという男性側の同情派、子供が傷つくやないかという同情派、もっとも同情をもらえてないのは喜多嶋さんの側ですよね」(デイリースポーツ)というのがまずは前置きである。同情だけだと話は前にすすまないのだが。






で、デイリースポーツの記事を引用すると
《「ここから先は私の妄想ですけど」と前置きしつつ、「妊娠してしもた!どっちの子かわかれへん、私はどうしたらいいの? 子どもはなかったことにするの? いや、産みたいわって思ったときに、こっち(大沢)が私にほれてきてん。こっち(実の父)はプロポーズしてくれへんかった。そしたらこっち(大沢)と結婚して、イチかバチかや! 言うて産んだ女の何が悪い!」と、喜多嶋を擁護した。》
なのである。






無茶苦茶である。冗談だとしてもまったく面白くない。ちょうど11月21日だったかに別人の戸籍に子どもを産みつける“カッコウ女”が身近にいた、という話を書いたばかりなので、スルーをすればいいものを引っかかってしまったのである。



「妊娠してしもた!」の前には性行為があるわけである。で、喜多嶋舞(43)は、もし妊娠したらどちらの子どもかわからないような性交渉を大沢樹生その他1名ともったわけである。



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そういえば、橋本マナミ(31)が「女ならわかります」といっていたが、本当なのだろうか? わかったことがあるのだろうか? あ、それから「妊娠させた瞬間にそれがわかる」とほざいていた男もいたのである。近所の飲み屋に、真顔で。性行為→妊娠というのは、男からも女からも、いまだ虚言妄言がはじけ飛ぶ、なんだかおもしろい領域のようである。



まあ、舞は二股をかけていたわけである。それはいいのである。そんなことはお互いさまかもしれないのである。しかし、本当にどちらの子どもかわからなかった場合、樹生にはどのように話をして結婚、認知をさせたのか? というところが問題なのである。ここでのやりとりにウソがあれば、とうぜん舞は責められてもしかたがないのである。惚れてプロポーズしただけで妊娠するというのなら話は別だが。



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それを、男の存在を無視していきなり妊娠している時点から話をはじめるから、セブンイレブンでクジをひくみたいなくだらない話になるのである。だいたい、洋子の「イチかバチかや! 言うて産んだ女の何が悪い!」が認められてしまえば、男はたまったものではないのである。



あたりまえすぎて書くのも面倒くさいのである。イチバチで当たればいいが外れたらどうするのか? その子どもはどうなるのか? 振り出しに戻るのか? であるから舞が取るべき態度は、樹生との結婚をいったん白紙に戻すことだったろうと思うのである。



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父親に確信がないまま妊娠3ヵ月でのデキ婚というのは、どうしてもいただけないのである。子どもを中心に考えればひとりで産む、答えはこれしかないはずである。とりあえずは必要な環境も用意できたろうし。






「イチかバチかや! 言うて産んだ女の何が悪い!」という開き直りを認めるのであれば、イチバチどころではなく、女が100%別の男の子どもと知っていても認知させられる可能性だって、男のほうには出てくるのである。「妊娠させた瞬間にそれがわかる」くらい敏感な男なら騙されないかもしれないが。



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まあ、この発言が出た番組『胸いっぱいサミット』(関西テレビ、11月28日)を直接見ていないし、遙洋子という人がどんな人かもわからないのである。それでまったくのあてずっぽうになるのだが、番組の意図としては、おそらくはそれぞれが立ち位置を決めてのディベートゲームみたいなものだったのではないか、と思うのである。



冒頭に樹生、舞、息子の3人の話をもってきていることもそう思わせるのである。まともにこんな議論が成り立つわけがないのである。しかし番組の構成上、議論させたいとなると、とりあえず舞の側に立つ人間も必要になるのである。そうであれば洋子、貧乏クジである。



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しかしいくらゲームにしても「イチかバチかや! 言うて産んだ女の何が悪い!」ではお話しにならないのである。三百代言にもなれていないのである。ここで舞を擁護するのであれば、妊娠、出産の段階では樹生の子どもだと思っていた、といい張るしかないのである。で、そう思い込んだ理由について、あれこれ妄想を膨らませて議論すれば、きっともっと面白くなっていたはずなのである。



長男の年齢から推して18〜19年前には、いまのように遺伝子鑑定が手軽ではなかったのである。であるから、性交渉→妊娠の部分は、ひたすら女の感覚による女の聖域だったのである。飲み屋にいたオヤジを除けば。






であるから、いま改めてこの女の聖域を認めろ、男はここに関知するな、という問題の立て方もあるかもしれないのである。子どもの父親は、女が性交渉のありようとは別に、それにふさわしいと思った男に決める、と。性・殖分離である。あるいは遺伝子・生活分離か。医薬分業みたいだが。



しかし、いまは法的拘束力のない私的遺伝子鑑定なら3万円くらいで簡単にできてしまうのである。いってみれば、その、ある種の女の聖域をあからさまに暴きたてる光があたったわけである。うむ。ドキドキしているヤツも多いだろうなあ、と思うのである。






それにしても、である。この番組に出演していた東国原英夫(58)のていたらくには呆れるのである。先の『デイリーニュース』の記事では、洋子への反論として「喜多嶋さんは結婚してから家庭の中で、酒を飲んで酔っぱらって、『この子はあなた(大沢さん)の子どもじゃないのよ』って言ってたって。それがきついと思う」と語ったそうなのである。



バカである。舞は酷いことをいう女か否か? という問題ではないのである。バカとバカが話をしても面白くないのである。英夫が洋子に反論するとすれば、男は子どもを産めないのだから女がしっかりしてくれないと困る、くらいのことだろうと思うのである。英夫ならいいそうな気がするのだが。






これが28日の放送で、翌29日には『ワイドナショー』(フジテレビ)で、音楽ユニット、水曜日のカンパネラのコムアイ(22)という人が、また奇妙な発言をしていたのである。号泣県議、野々村竜太郎(49)の裁判欠席を擁護したのである。



いわく「プレッシャーがひどすぎて行けないってときに、自分の身を守るために逃げるみたいなことって、もうちょっと日本人に必要な気がするんですよね」である。さらに「行かないっていう日があってもいいんじゃないかなと思いましたけど」である。裁判はそこらのユルい仕事とは違うのである。






えっとお、竜太郎は詐欺などの罪で起訴されている、刑事裁判の被告人なのである。行く行かないを決められる立場にないのである。日本の国民には権利と同時に義務もあるのである。コムアイという人の発言は、ただ単に注目を集めたいために奇をてらってみた、というふうにしか受け取れないのである。先の洋子の舞擁護論も、もし本当に自分の意見だとすれば同じようなものである。2人とも不発だったが。



こんなことばかりやっていると、テレビはますますつまらなく、バカバカしいものになっていくのである。洋子とコムアイの発言は、さっそくネット上のニュースに取り上げられているのである。こういう奇妙な、無責任な文言はネットによく馴染むのである。






いやらしいいいまわしになって申しわけないす。いいたいことは、いまのテレビは雑多な言説が入り乱れるネットに、とてもよく似てきてしまっているということである。テレビはいまやトーク番組が中心になっていて、そのトークさえ胡散臭く、いい加減になってしまっては、もう見るべきものがなくなってしまうではないか、ということである。



しかしまあ、それはそれで面白い、という考えもわかるのである。そう、虚言妄言がはびこる、性行為→妊娠の領域のように。女は女で、男は男で、みんな「わかる、わかる」といろいろ妄想してパーになればいいのである。(了)





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