2016年1月1日金曜日

高橋ジョージ、がんばれ!! 美佳と正輝をやっつけろ!!





神田正輝(65)と三船美佳(33)が熱愛中だそうである。現状では誰にとってもトクにはならないニュースである。ああ、私のような野次馬はさておき、である。というわけで、2016年正月の日本国中を瞬時に駆け抜けたお騒がせ、なのである。






しかし、とりわけ高橋ジョージ(57)のダメージは大きいのである。寝取られ男、間抜け、さっさと別れていればこんなブザマにはならなかったはず、と、とくに男からの罵声がキツいのである。正輝なら都会派で遊ばせ上手だしグチグチグチグチ文句いわれなくてもいいからラクだろうなあ、とまでいわれてしまうのである。そこで今回、そんな青白い未練の炎、高橋ジョージを救済しようという企画である。






ところで、なぜ高橋ジョージが三船美佳に対してあれほどまでに執着するのか? おそらく腑に落ちない方もいらっしゃるのではないかと思うのである。すったもんだでもう足掛け4年である。これについては、1年ほど前に書いた文章があるので、それを要約してお伝えしたいのである。メンドくさければ飛ばしてもらってけっこうである。



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高橋ジョージは、宮城県の郡部の出身である。地元の高校を中退し、故郷に深い恨みを抱きつつ上京しているのである。出身中学校で起きた放火事件への関与を疑われたからである。いってみれば東北の片田舎で除け者にされ、10代半ばで追われるようにして都会に出てきたのである。それから徒手空拳で闘い、信仰を得、やがて苦労の末にヒット曲も出た、というわけである。



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対して三船美佳は東京生まれである。横浜インターナショナルスクールのOGである。しかも世界の三船敏郎の娘である。高橋ジョージの、かつての東北のイメージそのままの暗い過去とはまったく対照的な、裕福で明るい子ども時代を過ごしてきたのである。






というわけで、三船美佳が16歳になるのを待って結婚したときの、高橋ジョージの幸福感はたやすく想像できるのである。遂に大都会の明るい場所と血縁を手に入れたのである。いなか出の一発屋というだけではないバックボーンが備わったのである。たいへんな立身出世である。



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このとき高橋ジョージすでに40歳である。1度離婚を経験していたこともあって、おそらくは人生のひとつのゴールにたどり着いた達成感もあったのではないかと思うのである。しかし美佳はまだ16歳だったのである。いつまでもいいなりになるとはかぎらなかったのである。



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やはり、というか、その三船美佳と離婚することは、すなわち東京で得たもののほとんどを失うことなのである。どうしても東京の一員にはなれない、ということなのである。これまでの人生をほぼ全否定されるのである。立身出世の成り上がり感は一瞬にして消えてしまうのである。それはすでに50歳を超えている高橋ジョージにとって、死刑の宣告にも等しいのではないか?






立身出世とは、封建時代の身分制度が崩壊したときに誕生した“分限破りの道”である。学校の成績さえよければどこまでも出世していけるとする学歴主義は、その代表的なものである。高橋ジョージにしてみれば、三船美佳から離婚話をもち出されたとき、きっと旧い東北の“身分”の亡霊がぬっと顔を現したような恐怖を感じたに違いないのである。






しかし、である。もう、ことここに到っては、一刻も早く離婚するしかないのである。神田正輝は、自分よりもさらに8歳も年上なのである。年金がもらえる65歳なのである。三船美佳とは32歳差である。もちろん美佳との婚姻関係は継続しているのであるから、夫婦の関係で考えれば倫理的にも法的にも非は100%美佳にある。しかしそれはさておき、自分の名誉のためにも、周囲の人々のためにも、これ以上、水溜まりの水をかき混ぜて泥を舞い上がらせるようなふるまいをしてはならないのである。






と、いうわけで、以下の高橋ジョージ救済案は三船美佳との離婚が前提である。いつまでもグズグズネチネチ未練たらしく女にしがみついている男など、誰が手を貸してやるものか、なのである。青白い未練の炎を、燃え盛るたいまつに変えるのである。






[高橋ジョージ救済案(1)曲を書く]
ミュージシャンであるなら、人生の苦しみや悲しみは、最終的に音楽によって昇華、救済されるのである。というか、ミュージシャンの道を選んだ以上、そうしなければならないのである。






『Tears in Heaven』という曲がある。エリック・クラプトン(70)が息子のコナー(享年4歳)を突然の転落死で失った翌年(1992)に発表したものである。そしてクラプトンはこの曲を演奏することを2004年に止めているのである。「喪失感がなくなった」「いまのボクの生活は違う」。で、より客観的に取り組めるようになったらまた…、と匂わせていて、ついに復活させたのは2013年だったのである。



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ジョージ、ミュージシャンであるならここをめざさなければならないのである。ただし『ロード』はもうとっくに新鮮みがないのである。しかもすでに13章にも達しているらしいのである。いまさらなのである。であるから今度は新規に『道路』でいくのである。どや? このまま独身のコメンテーターで終わりたくもあるまい?



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[高橋ジョージ救済案(2)高橋健一と組む]
高橋健一(44)、もちろんキングオブコメディの健一である。あ、いまとなっては元キングオブコメディか。女子学生の制服なんかを20年間にわたって約600点も盗んで捕まったヤツである。しょうもないヤツである。しかしそんな健一にも、心の叫びがあるはずなのである。心の叫びこそロックなのである。






しでかしてしまったことは決して正当化できるものではないのである。しかし、いけないと思いつつもそうなってしまった苦しみ悲しみ、そこにジョージの、妻に逃げられた怒りのロケンロール魂をプラスするのである。売れる売れないの問題ではないのである。ジョージも健一もロックも、原点に戻るのである。心の底をぶちまけるのである。



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健一はデスボイス担当、ジョージはダンスとスクリーム&念仏担当である。コンビ名は高橋メンタルである。よくわからぬが。バックバンドにはダメ元でマーティ・フリードマン(53)でも頼んでみるのである。ダメならダイノジの口三味線にすればいいのである。






[高橋ジョージ救済案(3)神田沙也加と結婚する]
世間をあっといわせるにはこれがイチバンである。そもそも正輝の石原軍団+三船の血統というあまりにも強力な組み合わせに対抗するには、ジョージ1人では蚊よりも非力なのである。






それに対抗するためにも、沙也加(29)である。ジョージとは28歳差である。正輝&美佳の32歳差にはかなわないが、美佳よりも4歳も若いのである。オリンピック1回分である。






しかも、沙也加と夫婦になれば、正輝と松田聖子(53)は義理の父母になるのである。そのうえ万一、正輝と美佳が結婚するようなことにでもなれば、美佳もジョージの義理の母である!! いったん失いかけた、大都会の明るい場所と血縁、そしていなか出の一発屋というだけではないバックボーンを、再び手中に収めることができるのである。ジョージ、神田姓になるのもいいぞ。そのときはジョージ神田だ。これぞ土壇場の大逆転である。






新年早々である。なんだか楽しい気分なのである。きっと高橋ジョージも三船美佳も嫌いだからである。神田正輝にいたっては、もうずっとどうでもいい感じなのである。ただ、いつもいつも同じ帽子をかぶっているのだけが気になるのである。こんなヤツでも、2016年もよろしくお付き合いをお願いしたいのである。(了)





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