2016年を占うのである。とはいえ占いなどまったく知らないのである。であるから、思いつくままのデタラメの嘘八百である。ではあるが、本当になりそうな話もある。このところ猟奇事件など話題が重かったので、たまにはこんなのもいいかも、と思ったのである。
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●きゃりーぱみゅぱみゅ(竹村桐子、22)が、つくられた人気と忙しさとギャラの安さに嫌気がさし、ついに逃走する。しかし駆け落ちの約束をしていた「SEKAI NO OWARI」のFukase(深瀬慧、30)は土壇場で裏切り、ついに約束のJR上野駅には現れない。
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一方、困り果てた事務所スタッフは、きゃりーぱみゅぱみゅの代役として急遽、「おかずクラブ」のオカリナ(31)を立てたところ、誰にも気付かれず、ひと安心する。オカリナも中居正広(43)ファンの刺客の目をくらませられると大喜び。
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しかし、あろうことかオカリナがきゃりーぱみゅぱみゅの正式名「きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ」をどうしても覚えられないため、さらに代役としてギャル曽根に替えられる。竹村桐子は、その後、大牟田市動物園でラクダになっているところを発見されるが、もう誰も、声をかける者さえもいない。
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●「ウーマンラッシュアワー」の中川パラダイス(34)の人気が爆発する。一気にコンビ解消までもちこまれた村本大輔(35)は、そのまま引きこもり生活に入り、吉本エンタテイメントを解雇される。海で溺れそうになったときにジタバタすると沈み、力を抜くと浮くというそのままの現象が起こったと話題になる。
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調子に乗った中川パラダイスは「オードリー」の春日俊彰(36)を金にまかせて養子とし、晴れて念願の足の指をなめさせてもらう。芸能界で溺れた村本大輔は日に夜を継いでひたすら出す相手のいないリクエストハガキ(!)を書く。
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●神田正輝(65)の真のターゲットは三船美佳(33)ではなく、その母の喜多川美佳(67)であったことが判明する。正輝の美佳まちがいである。しかし喜多川美佳もなかなかまんざらでもなく、娘、孫を引き連れての再婚話にまで発展する。「正輝どんぶり」という言葉が流行語大賞候補になる。
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そうこうするうち、高橋ジョージ(57)に対して起こした離婚訴訟で、三船美佳が敗訴する。しかし、世間の風を味方に、離婚への合意を取り付けることには成功するのである。傷心の高橋ジョージは、「ジョージ村をつくる」という謎の言葉を残し、ひとり国道4号線を北上し、還暦を前に東北に帰る。
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●NHK大河ドラマ『真田丸』が大コケする。民放ドラマの好調で有頂天状態だった堺雅人(42)は、ただの種付けサルに転落。
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●博多華丸(45)が、突然「博多睾丸」に改名。これを受けてアイドルグループ「さくら学院」に所属する実の娘、岡崎百々子(12)は家族からの卒業を宣言。一方、博多大吉(44)も、負けずと太吉に改名し、コンビ名は博多睾丸・太吉(はかたこうがん・ふとよし)となる。
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●ことぅーげ(小峠英二、39)の頭を叩くとローブロウの反則を取られるとの噂が広がる。
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●能年玲奈(22)、芸能事務所「レプロエンタテインメント」との契約を6月で満了。生ゴミ先生(滝沢充子、53?)と共同で設立していた事務所での活動を本格的にスタートさせる。しかし、ようやく訪れた仕事のチャンスは日本音楽事業者協会の横ヤリでことごとく潰され、早くもピンチに。
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ピンチを聞きつけたKABA.ちゃん(椛島永次、46)、山ちゃん(山里亮太、38)から、なぜかしつこく連絡をもらう日々。もちろん松岡茉優(20)、有村架純(22)、橋本愛(19)からの連絡は、まったくのなしのつぶてである。能年玲奈、着実に生ゴミへの道を歩む。
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●雪解けの北海道で、なぜか全身が毛深くなっている和田アキ子(65)が発見される。心と頭とカラダのバランスがメチャクチャらしい。
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●2015年11月、ロンダ・ラウジー(Ronda Rousey、28)をKOで破りUFC世界女子バンタム級王者になったホリー・ホルム(Holly Holm、34)。リターンマッチでも勝利を収め、女性格闘技者として世界的な存在となる。依然として総合格闘技戦では無敗である。さらに試合に勝ってからいつも見せるなぜか悲しげな表情が、故ブルース・リー(享年32)ファンのハートをがっちり掴んで映画界にも進出。敵役のチェ・ホンマン(35)に華麗なジャンピングハイキックを決めて泣かす。
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●みのもんた(71)。息子の不祥事による低迷からの脱却を果せず、ついに本名の御法川法男(みのりかわのりお)として再出発。最初の仕事は松崎しげる(66)とのブラック老人対決。とうぜんのりおの完勝であったが、それに続くものがなにもないまま、また『秘密のケンミンSHOW』(読売テレビ)収録を待ちわびる日々が続く。
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●江角マキコ(49)。『バイキング』(フジテレビ)、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ)に続いて、『私の何がイケないの?』(TBS)も降板。すべてのレギュラーを失う。
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芸能界の崖っぷちに立たされたマキコは、テレビ局からのオファーはすべて受けるとの方針を打ち出すもまったく声がかからず。腹いせに長嶋一茂(49)宅の玄関に墨をぶちまけたところを通行人に目撃され、通報される。一茂の嫁からは謝罪とともに「墨マキコ」への改名を迫られる。
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●CHAGE and ASKA(チャゲ&飛鳥)の飛鳥涼(57)がカムバックし、新曲を発表する。タイトルは『蒼いうなぎ』。酒井法子(44)とのデュエットを希望するもすげなく断られる。小向美奈子(30)とも交渉するが、なぜか「警察をナメんなよ」と罵倒される。
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●その小向美奈子が1年6月の刑期をフルに満了して出所。かねての計画通りAVプロダクション社長に転身。採用した男の社員を次々に食っていくリアリティシリーズで売上を伸ばす。デュエットのオファーを受けている飛鳥涼に対しても社員契約を結ぶ方針である。自らが共演する涼のAVデビュー作のタイトルは『裸の美奈子と声が粘着質な新入社員』に決定する。
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●糸井重里(67)、ますます目の周りが黒く、また顔全体が汚いのでゾンビに間違えられ、射殺される。その後、腹が真っ黒だったことまでも知られてしまう。
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●新設された日本レコード大賞の日本ムダ大賞に泉ピン子(68)の鼻フックが選ばれる。次点は武井壮(42)その人、さらにその次は小堺一機(59)の子ども時代である。
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●伊集院光(48)、自分を今くるよ(68)と間違えた一般人を怒鳴りつけようとするが、その瞬間に喉がつまり窒息死する。しかし死体は「軽くなるまで」との理由で、約3ヵ月間も放置される。花を手向ける人さえいない。
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●秋元康、だんだんお荷物になってきたAKB48グループを、中国のネット通販大手、「アリババ」に売り飛ばす。したがって名称は自動的に「ALIBABA48(=ALBB48)」に変更になる。とたんに正規メンバーの脱退、卒業が相次ぐも、なぜか峯岸みなみ(23)だけはそのまま残留。ジャック・マー会長(51)の愛人におさまったという情報が、黄砂およびPM2.5とともに舞うらしい。年内に坊主頭での帰国があるかどうか。
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おっと忘れていたのである。イカサマカップルの藤原紀香(44)と片岡愛之助(43)である。紀香、なかなか結婚を断られたことをいい出せず、ダラダラと偽の幸せオーラを振りまき続けるも、とうとう6月28日、満45歳の誕生日に「伝説をつくる」といい残してハリウッドへ。そのまま消息を絶つ。ようやく紀香の呪縛から解放された愛之助は、さっそく年末にほかの女との婚約を発表する。なんだかよくわからぬが、こんなものだと思うのである。ウソにウソを重ねて、もう着地のしようがないもの。(了)


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