2016年3月12日土曜日

紀香のおかげで愛之助がグレたり、ロクなことがない!!





「目笑ってなくない!? と思う有名人ランキング」(by gooランキング)というものがあり→しかし全顔主義者の私は、オトナの目というものは実はいつだって決して笑っていない、と考えていて→それでは、人それぞれの目に隠されている“なにか”を読み取っていきましょう、という思いつきで生まれた当企画です。では「目物語」第2回目、さっそくです。



■片岡愛之助 [淫魔系]+[お調子系]+[腹黒系]

片岡愛之助(43)の最近のトピックは、2月19日のことです。「システィーナ歌舞伎」の終演後、「結婚間近といわれていますが」と記者から声をかけられて「僕たちの口からいいますので。ご心配なく」と笑顔で答えた、というものです。相変わらずです。



長ーく引っ張ってきた3月結婚の見込み、というあのお話は、いったいどこへいってしまったのでしょう? ああ、これは藤原紀香(44)サイドが勝手に流したものでした。このようにして煽っておけば、ナントカのローンチ記者会見とか映画の先行試写会とか、クーダラない仕事が増えるという目論見もあってのことです。



ということで、そろそろ6月結婚説が飛び出してきてもいい時期なのですが、たぶん今年は、それは控えるはずです。なんといっても6月は紀香さまのお誕生月です。満45歳の。ですからイメージ的に、はっきり薮からスネーク(byルー大柴)になる危険度が高いわけです。



いえいえ、紀香さまご本人は平気でババアなジューンブライド役をこなせる方です。けれどもやはり周囲が止めるはずです。どうせ話だけなのですから、リスクを冒す必要などありません。



で、7月に入りますと紀香さまは3日からミュージカル『南大平洋』の全国ツアー(全席指定4000円)でございます。ほぼ丸1ヵ月間。で、ございますから、このツアーの直前に景気づけのヨタ話をぶち上げる可能性は高こうございます。



それでまたまた、秋にも結婚か? みたいな話になると、これはもう永遠のループでございます。けれども結婚の可能性は、あいかわらず永遠のゼロなわけでございます。脳内ロイヤル、脳内婚約でございます。永遠のループ。三百代言の百田直樹(60)に教えて差し上げとうございます。



 

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そしてようやく、ご本人の片岡愛之助です。油を塗ったようにヌメッと光る[淫魔系]の目です。ほかに[好色系][助平系]という分類もあるのですが、愛之助の場合ははるかにそれを凌駕しているので[淫魔系]です。



「淫魔」というのはキリスト教の悪魔の一種で、夢のなかに現れるので「夢魔」とも呼ばれます。そういえばむかし、八代亜紀(65)の『夢魔のブルース』という曲がシングルで発売されたことがあると聞いて腰を抜かしたことがありました。川内康範(享年88)作詞、北原じゅん(86)作曲です。「ムマノムマノムマノ ブルースヨゥー」です。



『夢魔のブルース』の発売は1976年7月25日です。おそらく澁澤龍彦(享年59)の『黒魔術の手帖』などの仕事に影響されたのではないかと思います。当時、アカデミックなオカルトブームがあったようですから。



で、淫魔には男性淫魔と女性淫魔があり、男性淫魔は「睡眠中の女性を襲い精液を注ぎ込み」(Wikipedia)、女性淫魔は「睡眠中の男性を襲い、誘惑して精を奪う」(同)ということになっています。なんだかよくできたようなお話ですけれども、考えてみるとたいへん男に都合よくできています。悪魔の子どもなんか身籠ってしまったら、いったいどんな目にあわされるのやら、です。



愛之助の目の[淫魔系]にはもうひとついわれがあります。パンクのゴッドブァーザーといわれる「IGGY POP & THE STOOGES」のLPタイトル『淫力魔人』です。原題『Raw Power』(ナマでいい感じのパワー)が、どうして『淫力魔人』になってしまったのでしょうか? 淫力魔人、まるで愛之助のためのようなネーミングです。略して「淫魔」。



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愛之助のあの切れ長の目でじろりと見られたら、きっと丸裸を見られたような気がするだろう、というようなことを知り合いが語っておりました。それは男の私も感じます。あーん。そんな淫魔愛之助の目の怖さは、女好き、というのではなくて房事、つまりセックスそのものが好き、と直感させるところからきています。



淫魔愛之助はきっと、「菊一文字」とか「しぼり芙蓉」とか「鵯越えの逆落とし(ひよどりごえのさかおとし)」とか、スゴ技をいっぱいもっているはずです。で、ここからがたいへん重要なところなのですが、女好きではなくて房事好きであるので、同時に何人もの女と付き合いたいという欲求はそれほど強くないだろう、ということです。



愛之助にとって女はたった1人でも、いろいろなことができればいいのです。いってみれば手の合う将棋仲間みたいなものです。「いやいや、これはこれは。いつのまにかまた腕を上げられましたなあ」てなものです。



世の中にはまるでコレクターのようにたくさんの恋人や愛人をつくる男がいます。しかし、そういうヤツに限ってやることはお粗末なような気がします。つまり下手なプレイヤーが次々にギターを買い替えてみる、みたいな。ただのやっかみかもしれませんけど。



愛之助のこうした性癖は養父、片岡秀太郎(74)ゆずりです。秀太郎は、あまりの変態ぶりに妻(往年の大スター、高田幸吉・享年86の娘)に逃げられた男です。元妻(高田美和、69)が秀太郎にうまくマッチする変態だったらよかったのですが、それにはマゾヒストかつ露出狂でなければなりませんでした。片岡父子、恐るべし、であります。



 

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で、女好きなのではなくてセックス好きであることがどんな意味をもつかというと、浮気性ではない、あまり浮気をしないということです。ふつう強烈に性的な男であれば、次から次に女に手を出して呆れられる、別れられるというパターンに陥りやすいのですが、愛之助にはそれがありません。



ですから紀香にしても、自分は愛されていると感じることができますし、さらに傍から見ると、紀香と愛之助はたいへん仲睦まじい=熱愛中という印象になります。しかし、しかーし、愛之助は紀香を、ふつうの男と女がいうような意味、つまり全人格的に愛しているわけではないのです。



繰り返しますが、愛之助が紀香と結婚することはありません。結婚は愛之助にとって跡取りを得るため、くらいの意味しかないのです。できれば何年かに1回くらいは相手を取り替えたいなあ、という気持ちもあるでしょう。もうすぐ満45歳の紀香に、申しわけありませんが出る幕はないのです。



紀香が自分の仕事場にきて女房然とふるまうのになんの干渉もしないのも、愛之助のほうに一片の愛情もないからです。挨拶だのなんだの好きなようにやらせておいて、それで紀香が笑い者になろうがバカにされようが、愛之助はまったく痛痒を感じないのです。心のなかで「まあまあ、出しゃばりでおせっかいなバカ女ですねえ」ですんでしまうのです。



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愛之助の目のなかに次に見える[お調子系]の色合いは、たぶん生来のもののように思います。幼いころは、ニコニコと陽気でいたずら好きの男の子だったはずです。その無邪気さで芸道に励めばよかったのです。しかしまあ、ここしばらくのところ愛之助は新作ばかりで古典としっかり向き合う姿勢は見られません。



なんといっても、「システィーナ歌舞伎」です。「和と洋のコラボレーション」「新作歌舞伎」です。レプリカの殿堂、大塚国際美術館です。ヴァティカンのシスティーナ礼拝堂を原寸大に立体再現した「システィーナ・ホール」です。で、演し物は『美女と野獣』ですよ。わけがわかりません。いってみればパチもん大集合というところです。これでは愛之助、人気が落ちれば一気に行き詰まってしまいます。



というわけで、愛之助の無邪気さはいまのところ睦事のほうにすべて傾注されているようです。目をキラキラさせてエッチなことに没頭しているようすなんか、ちょっと連想してみただけで私は引きます。恐ろしいことです。



しかしながら[お調子系]の人柄というのは、愛想がよくて人の気をそらしませんから、男女両方から好かれます。2010年末、突然転がり込んできた市川海老蔵の代役というチャンスをしっかりモノにすることができたのも、それまでの勉強、精進と、この[お調子系]の人柄があったればこそ、といえるでしょう。成田屋のお家芸である『外郎売(ういろううり)』の曽我五郎役ですから、たいへん大きな収穫でした。



実際のところ、愛之助はこうして売れだしてからも偉ぶるところがなく、逆に腰が低く、誰にでも誠実な対応をする人でした。メディア関係にもすこぶる評判がよかったのです。それを、よかったのです、という過去形で語らなければならないのは、たいへん残念なことです



 

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愛之助の目に[腹黒系]の黒光りが加わったのは、去年の11月からです。たとえば11月24日に行われた歌舞伎の製作発表会見では、熊切あさ美(35)とのあいだの愛犬の“親権”争いの記事(女性自身、同日発売)に、「面白いこと書くね、ウソばっかり書くからね」と不快感も露わにいい放ったのだそうです。



しかもこのあとさらに続けて、自分について書かれた記事の文言を真似て「にっこり笑顔で」とか、「と、笑顔で語る愛之助」とふざけたのです。これは、その場に居合わせた報道陣には確実にカチンとくるものでした。



「にっこり笑顔で」も「と、笑顔で語る愛之助」も、表現としては紋切り型の古典みたいなもので、たいへん低級です。それを揚げ足に取られれば、痛いところをつかれたバツの悪さも加わって、バカにしやがって、となるのは当然でした。



こうして愛之助のマスコミでの評判は一気に地に堕ちました。なぜ、こんなふうに愛之助は急に変わってしまったのでしょうか? なぜ43歳になってまでヤサグレはじめたのでしょうか? 愛之助の変化について、当時、ネットニュース『ビジネスジャーナル』が「歌舞伎関係者」の話として次のコメントを紹介していました。



「愛之助さんは芸能界の権力を知ったんじゃないでしょうか。藤原さんの所属事務所の親会社は芸能界では強い影響力を持っていますので、その力で報道なんてどうにでもできてしまうということを知ってしまったのではないでしょうか。もともと愛之助さんは報道陣をはじめ誰を相手にしても常に謙虚な人でしたが、最近の言動をみていると少し変わってしまったように思います」。



以前にも書いていますけれども、ここらあたりの事情は少し詳しくご紹介しておきましょう。愛之助がヤサグレはじめる直前の去年(2015年)10月、藤原紀香が企画した「愛之助と2人っきりで結婚をかき口説く、愛媛—沖縄・約10日間の旅」が催行されました。しかしこの旅では紀香の必死の手練手管も虚しく、愛之助は見事に逃げ切りに成功しました。



で、この旅の成り行きを見とどけた、紀香の後ろ盾であるバーニングプロダクション(=「藤原さんの所属事務所の親会社」)の周防郁雄社長(75)は、11月10日の段階で、愛之助と紀香の結婚話に自分はなんの関係もない、と表向き手のひらを返すような情報をリークしています。つまり、どうしても結婚に持ち込むのはムリだという判断がこのとき下されたわけです。



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しかしながら、結婚はムリそうだからといってそのまま放置するというのも可哀想だ、と考えたのでしょう。しばらくはマスコミを動かして交際が続行しているように見せかけよう、となったわけです。そうこうするうち、なにかの拍子でまた結婚が考えられるようになるかもしれないし、とも。



で、愛之助はマスコミ操作の実態を目の当たりにすることになったのです。たとえば記者会見の終り際などに、いまどきどうして? とあっけにとられるような質問がちゃんと飛んできたりするのです。「順調ですか?」「おしあわせですか?」。紀香はこれにOKサインで答えました。どこまでもあざとい顔デッカ女です。



こうして、愛之助はマスコミをすっかりナメてしまい、横柄な態度を取るようになったのです。元をただせば、紀香とその周辺の、悪しき芸能界の風潮に染まってしまったということです。



紀香との交際がなければ、愛之助はいまでも素直な、皆から愛される男のままでいたのです。紀香、このところ“癒しと美容”とかいって小金を稼いでいるらしいですが、これでは“汚しと虚構”ではありませんか? の。(←紀香ふうピリオド)。(了)




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