2016年3月27日日曜日

乙武洋匡でたんぽぽの川村エミコを思い出すのは私だけか?





「不倫」とは、いうまでもなく婚外性交のことである。どんな事情があろうと、どうしてもしなければならないというものではない。あまりにもあたりまえの話である。あ、あとふつうの「性交」も、どうしてもしなければならないものでもない、ということも押さえておこう。



というのも、乙武洋匡(39)の不倫問題について、まるで土足で他人さまの家に上がり込むがごとく、ずけずけとおかしな注釈をつけたがる人たちが多いからだ。まずは社会学者の古市憲寿(31)である。私がかねてよりヅラだと見込んでいる男だ。



その前に、古市憲寿はまた、『ワイドナショー』(「フジテレビ」2014年10月26日放送分)で、セックスに興味がないわけではないが「汚いと思っちゃう」 、なぜなら「なんかいろんな液体とか出てくるじゃないですか」といい放って爆笑をもらった潔癖性の好青年でもある。その憲寿が乙武洋匡の不倫問題について、3月26日にTwitterで語った内容が以下である。



《今回の現場で起こっていたことは、普通『不倫』と聞いて想像する光景とは、かなり違っていた気もするんです。〜略〜『不倫相手』がしていたことは、愛情表現としての実質上の介護に近いものだったろうし、奥さんは3人の子育て中だった。確かに『不倫』には違いないんだけど、当事者しか知らない、何か別の名前で呼んだほうがいい関係がそこにあったんじゃないのか…? そんな風に想像してしまいます》



ロマンチックな想像だが、半童貞が考えそうなことでもある。憲寿、「なんかいろんな液体とか」は、なんのために、そうしていったいどうやったら出てくるのか知っているのか? いくら乙武洋匡がモテるとしても、女が勝手に発情するわけがない。



これだけの説明では憲寿 の場合、ちょっと理解できないかもしれないので付け加えておく。介護作業をしただけで発情するとしたら、それはそうとうなスケベ女といわなければならないのである。でなければ介護施設が大混乱に陥ってしまうではないか。



 

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もうひとつ、大切なことを確認しておきたい。《『不倫』と聞いて想像する光景とは、 かなり違っていた気もするんです》。 憲寿、「不倫」と聞いてどんな光景を想像している?  憲寿が考えているほど“「不倫」の光景”に一般化したイメージはないぞ。



“「不倫」の光景”というそれと、不倫ではない光景とではどこがどう違うのだ? え? 憲寿、答えてくれ。憲寿!! 憲寿!!! ああ、もう。こんなときの底意地の悪い自分が大好きだ。



まあ、そこは人それぞれ、だろ? 最初から性行為の光景、とはっきりいえばいいのだ。そこには、とうぜんいろいろな光景がある。で、憲寿は、健常者とはやり方が違っていたはずだ、といいたいの? それとも性交は成立しないはずだ、とでもいいたいの? 憲寿、気をつかったつもりかもしれないが、薮からスネークである。



いっておくが、憲寿も知っての通り、乙武洋匡には妻とのあいだに3人の子どもがある。また、『週刊新潮』の取材に対して、「不倫」の事実を明瞭に認めてもいる。憲寿、これ以上なにを膨らませようとしているのだ? 憲寿、これでまた上野千鶴子(67)大先輩に盛大に可愛がってもらえるな。



ついでに、私の“「不倫」の光景”は、事後のピロートークで男が「運命……」とか呟く、くっだらなーい光景だよん。



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もうひとり、ご紹介しておこう。産婦人科医で性科学者の宋美玄(そん・みひょん、40)だ。乙武洋匡とは友人関係らしい。以下は『日刊スポーツ』3月26日11時21分配信分からの引用である。



《「私にも責任の一端がある」発言について、「乙武さんが言及していたような産後のパートナーシップの変化などをきいていたので、奥様のおっしゃりたい意味は分かります」として、夫婦間で特別な事情があったことをにおわせる。「内容を詳しく書く訳にはいきません」としながらも、「夫婦間ではある程度それでうまく行っていたということもあるということです」と強調した。》

で、結局、宋美玄はなにをいいたかったのかというと《なにぶんプライベートなことなので奥歯にものが挟まったような表現になってしまい、申し訳ありません」》と謝罪しつつ

《「私の視点では、夫婦双方でバランスが取れていたという面もあるので、公人だからと言って『あるべき夫婦の姿』と離れているという批判は当事者からみるとズレている可能性があるし、奥様のFAXも『言わされている』とかではなくある程度真意も分かる気がするのです」と繰り返し、だからこそ現在の乙武氏を取り巻く言説には「そうじゃないのだよね」と感じることもあると告白した。》



「告白した」の割には内容がなかったですね、という話である。古市憲寿のところでは「液」の話で引っかかってしまって本質的なところまでは書けなかったけれども、ここではそうとうドライにいけそうである。



 

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この件については、乙武洋匡も宋美玄も、一部は正しいが、大部分は間違っている。そして共通してダメなのは、親切ごかしに語っていることが、結局は世間のゲスな好奇心を煽っていることに気付いていない点である。まるでセカンドレイプをライブで見せられているようである。



さて、ドライにいえば、宋美玄としては、乙武洋匡夫妻には性交ができない、あるいはそれが非常に難しい事情があるのだ、といいたいらしいのである。で、そうであるからしてそんなに責めないでやってほしい、と。では気持ちがいいとかあんまりよくないとかいう場合はどうなのだろう? これも“事情”に含んでいるのか? まあいい。いずれにしろロクでもない話である。



さて、すでにご承知、法律には「不倫」という言葉はない。婚外性交は「不貞行為」という。「不貞行為」は離婚の理由にはなるけれども、これ自体を禁じたり罰したりする法律はない。ということは、婚外性交を咎めるか咎めないか、どのくらい咎めるかは、勝手にそっちで決めてくれ、ということだ。



「そっち」というのは、とりあえずは社会や世間である。しかし、「不貞行為」は結婚していれば離婚される理由にはなるが、それ以外は結婚していようがいまいが関係ないのである。妻や夫の不貞もあれば彼氏、彼女の不貞もある。



だから法律的に見れば、5人の女+αと不貞行為をした乙武洋匡と二股→六股→多重股疑惑の狩野英孝とは、基本的に同じ立場なのである。で、女と男のことであるから、それはもう、さまざまな事情や状況が考えられるのである。



寝取られ願望が強い男、というのも、AVの中だけでなく実在しているらしいのである。ああ、そうそう。これとはまたちょっとニュアンスが違うけれども、ラブリン愛之助(44)の養父、片岡秀太郎(74)は、結婚後まもない自分の妻を日活ロマンポルノに主演させた男である。趣味で。余談である。



そんなわけだから、法律的にも、実態的にも、事情ウンヌン含め、これはもう、個々の男と女のお話である。なにか込み入っているようであれば、なおさら社会や世間、他人がいちいちとやかく口出しをするものではない。まあ、あまりの雑婚、乱婚で種の健全性が失われるといった事態に立ちいたってはたいへんだけれども。



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で、まあ、これについて宋美玄はケースバイケースでいきましょう、という立場であるらしい。あ、ここで放ったらかしは可哀想だから古市憲寿も含めておこう。原則、不倫はよくないが、いたしかたない場合もあるかもしれない、ということである。それはそれで正しい。



私個人としては、パートナーが性行為不能だからといって、他の人間と性交をしてもよい、あるいはしてもしかたがない、という考えにはくみしない。くみしないが、基本的に前に書いたように個人の勝手、という立場を尊重する。



そして実際に、乙武洋匡夫妻には性交できない、あるいは性交が非常に難しい事情があるのだ、としよう。で、2人のあいだに了解があり、相手の女たちも納得していた、としよう。ところで、米米クラブの石井竜也(56)の場合もそうだが、しばしば不倫の相手の、とくに女の事情がまったく無視されがちなのはどういうわけだろう。これも余談である。



しかし、宋美玄はそれを社会や世間に向かって発信する前に、まずはこれを報道した『週刊新潮』に向かって異議を唱えるべきであったろう。社会や世間に向かって発信するな、といっているのではない。もし事情があったのなら、社会や世間がそれを知る必要はあるかもしれない。しかしいまではない。



いやいや、乙武洋匡は今夏の参議院選挙に立候補するかもしれないのでイメージの回復に時間がない、というなら、なにか事情がありそうな話をすることがありがた迷惑にならないのか、よーく考えてからにすることだ。これはあくまでも夫妻と、そして3人の子どもと、5人といわれる女たちのあいだの話である。



ただし、繰り返すがこれは、なんらかの事情があり、2人のあいだに了解があって、相手の女たちも納得していた、という前提でのお話である。“なんらかの事情”というのは、たとえば自分の旦那が、W不倫の相手の女の旦那に殴られて、しかもハサミでチンチンをパッツンと切られてしまった、とかいう場合である。ただ思い出したので書いてみたのである。



 

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で、私が乙武洋匡のケースをどう考えるか、というと、3月24日放送のテレビ東京『5時に夢中!』での岩井志麻子(51)のように、ただただ乙武洋匡はスケベな野郎だ、と思うのである。不貞行為を弁解しうる事情も存在しない。



乙武洋匡は、『週刊新潮』(3月24日発売号)の取材に対してよく喋っている。というか、喋りすぎている。いわく、不倫相手は5人で、その他にも不特定多数との性交経験がある。妻に不倫の事実に告げると妻は泣いた。不倫の理由は、子どもが生まれたことによって妻が母になり、夫婦らしさが次第に失われていったためだ。



つまり、乙武洋匡の不倫については、事前に妻の了解があったわけではない。また、“子どもが生まれたことによって妻が母になり、夫婦らしさが次第に失われていった”などというのは不倫の合理的な理由にはならないし、妻の気持と名誉を考えれば絶対に口外すべきことではない。そして、もし弁明に足る事情があるのであれば、乙武洋匡は、必ずこのときに喋っていたはずである。



『週刊新潮』の取材を受けたときの乙武洋匡は、いったんはシラを切ろうとしたらしいのである。しかし逃げられないと観念し、ここでなんとか食い止めようと、自らあけすけに不貞行為の実態を語ったのである。それにしても、これで妻にも謝罪文を書かせているのだから、乙武洋匡、愚劣である。




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ああ、ほら、思い出してしまった。あれは1999年のことだったか、現在はヘルスケアカウンセラーの石井苗子(62)がタレント時代、作家の島田雅彦(55)との不倫をスッパ抜かれたことがあったのである。あのとき石井苗子、「私のパートナーが、なんならボクが出ていって説明してあげるよ、といってくれている」とかいって泣いていたのである。



当時、いまもそうかもしれないが、石井苗子には夫と障害をもつ妹、そしてふたりの子どもがいたのである。なにがしかやんごとなき事情があることは十分に窺えたのだ。しかし、私はだからといって石井苗子の行動を肯定する気持ちにはなれなかったのである。ただ、そんなに性交がしたいか? と思ったのである。



えーと、ついでに私自身のことについてもふれておくと、いつかの1月4日午後10時前後のことである。これが今年の姫初めだ!! と思ったのである。しかし、それは実際は姫終わりだったのである。たいへん哀しいことである。(了)




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