矢口真里(33)がTシャツ姿で泥につかっている写真があった。7月21日、東京・表参道に期間限定で開店する「GATA BAR from SAGA」のオープニングイベントでのことである。「GATA BAR from SAGA」は、有明海の干潟から直送した潟泥プールに浸かりながら、佐賀県の日本酒やつまみなど名産品が楽しめる期間限定のバーなのだそうだ。とっても斬新である。で、ゲスト自らご入泥というわけである。
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難しい仕事だろうなあと思うのは、スキャンダルを起こしたタレントの哀れさを感じさせず、どういうふうにドライに泥まみれをやり切るか、である。いくら矢口真里とはいえ妙齢の女である。元モーニング娘。である。そのプライドをすべて失ったわけではない。そして今回の矢口真里の起用それ自体が、“泥まみれの元アイドル”というイヤーなくすぐりを含んでいるのである。トークでのイジリとはワケが違う。そこを、実際に泥にまみれてどうこなすか。
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それでも、その場に居合わせたわけではないのでよくはわからないのだが、各スポーツ紙の報道を総合すると、いちおうは楽しげにこなしていたらしい。しかもこれの直前にはパンストをかぶって相撲をとるという仕事もしていたというのである。涙がチョチョ切れるではないか。
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『スポニチアネックス』(2016年7月31日 配信)によると、GATA BAR では所属事務所(アップフロントクリエイト)の現場担当者が「ヨゴレが汚れ仕事ですよ」と笑い飛ばしていたという。矢口真里、こちらが心配するよりも遥かに逞しいのかもしれない。それにしても、である。心中察するにあまりある。ところで『スポニチアネックス』、このネタだけで矢口真里のニュースを3本も流していたから、よほどお気に入りなのであろう。それともバーニングプロダクション周防郁雄(75)のお声がかりか。
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かくいう私は矢口真里が好きなのである。ああ、ついに告白してしまった。ファンといってもいいかもしれない。女としての魅力を感じるのである。こんなことになったのは、たぶん女系家族で、さらに上と下を女兄弟に挟まれて育ったからだと思う。即物的な女がいいのである。即物的で明るくて元気なのがなによりである。女は元気でアタマと尻の軽いヤツがいい。英語でいうとBimboのソフト版。最近は男もそうかもしれぬ。かくいう私は貧乏のハード版。
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で、矢口真里、パンストかぶりも入泥ショーもいとわぬがんばりで、着実に失地を回復してきているらしいのである。これも『スポニチアネックス』(2016年7月31日 配信)によると、《事務所関係者の言葉に驚かされた。「復帰直後は開店休業状態だったんですが、仕事は全盛期の7割くらいに回復してきているんですよ」という》なのである。
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全盛期の7割!! たいしたものではないか。2013年2月23日早朝にでかした「現場鉢合わせ不倫」発覚から3年3ヵ月、よくここまでもち直したものである。なにしろ2014年10月に復帰はしたものの、その後はしばらく干され状態。ようやくメディアに取り扱われるようになったと思ったら「嫁にしたくない芸能人ランキング」で堂々1位(「WooRis」2015年11月10日配信分)だったり、辻希美(27)、高橋愛(28)とともに起用された女性向けエステ「脱毛ラボ」の広告キャラクターをひとりだけ途中降板させられたり、不倫をネタにした日清「カップヌードル」のCMに非難が殺到して、放送自粛になったり、だったのである。
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まあ、「嫁にしたくない芸能人ランキング」も、最初からオチに矢口真里を設定しての企画だった匂いがする。それにしても2位の遠野なぎこ(36)、3位のダレノガレ明美(36)を抑えての堂々の1位なのである。あたりまえか。しかし矢口真里、与えられた役割はきっちりこなすのである。ちなみに4位は大久保佳代子(45)ナマズイヌであった(notウナギ)。笑えないくらい、というか、ちょっと吐き気がするくらいシリアスなランキングである。
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もちろん、ニュースにならない程度の有形無形のさげすみ、あてつけのたぐいは山ほどだろう。たとえばまったく無関係な他人の不倫問題についてのコメントをしばしば求められることだ。日清のCMが放送中止になって以降はじめての広告関連の仕事であったマッサージチェーン「りらくる」のPRイベント(6月28日)でもこんなことがあったらしい。
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《今年は不倫騒動が相次いでおり、経験者として見解を求められると「(立場上)なんて答えていいか分からない…。不倫専門家みたいになってきてますけど違いますし、あくまで当事者の方に聞かないと」と冷静》(「スポニチアネックス」原文ママ。2016年6月29日配信)
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さらに今回の、つまり日清のCMが放送中止されて以降2回目となった GATA BARのPRは、抜擢されたこと自体が冷やかしともとれなくない、泥まみれの元アイドルという暗黙の役どころ。いみじくもアップフロントクリエイトの現場担当者が「ヨゴレが汚れ仕事ですよ」といったように、である。ここでは山口祥義佐賀県知事(51)とのこんなくだりも報告されている。
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《山口知事は「有明海は佐賀県では母なる海。いろいろな意味で人生の再スタートを切りたい人に潟に入っていただきたい」。あいにくの雨の中でのイベントに矢口は「潟日和ですね。これぐらい湿度があったほうがいい」と余裕の笑顔を見せていたが、山口知事から「きょう入るの?何か辛いことあったんですか?」とツッコミ。これには矢口も「結構ありました。辛いことがあった人にはうってつけですね。私はもう立ち直りましたけど」と苦笑した。 》(「スポニチアネックス」原文ママ。2016年7月21日)
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読みづらいなあ『スポニチアネックス』。ようやくPRの仕事がもらえるようになったと思ったら立て続けにこれである。もちろん、こういう事態を招いてしまったのは自分の責任である。ことさら矢口真里は頑張っている、といい募るつもりはない。女は元気でアタマと尻の軽いヤツがいいのである。そして仕事で屈辱的な場面があってもそのイメージを損なわないところが、私にとってはエラいのである。
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そう。もともとバージニティを求める気持ちなどないし、そういう意味での嫉妬心も薄い。ないとはいわないが薄い。であるから、周防郁雄がNHKのドラマプロデューサーに枕営業を仕掛けたときの要員だったと噂されても、別に幻滅もしないのである。これはたしか『週刊文春』(2013年9月6日号)のスクープで、実際に枕営業がおこなわれたとされるのはさらにその数年前である。接待要員は、記事には「宝塚出身の女優」と「元モーニング娘。のタレント」の2名と記されている。
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矢口真里、私は好きである。歴代モーニング娘。のなかでただ一人のお色気担当である。隠れファンはきっと多いだろうと思う。そしてこのところのなりふりかまわぬ仕事ぶりは、人生の挫折を味わった男たちへの励ましにもなっているのである。最近パチンコ営業の仕事が急に増えだしたというのも、いまは不本意な暮しを強いられている男たちのルサンチマンが矢口真里を求めているのである。敗者復活とはいわぬ。愚者不敗。負けるな男たち!! 負けるな矢口真里!!
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では、ここでわれらが矢口真里の原点。あの記念すべき出来事の詳細を『週刊文春』2013年05月30日発売号の臨場感あふれる記事から抜粋して、今日はお開きにしようではないか。
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《「事件が起きたのは、今年2月23日の朝。矢口は前日の飲み会から一緒だったモデルの梅田賢三を家に連れ込んでいました。しかも彼女は朝に夫が帰ってくることを知っていたんです。なのに、前日の深酒が祟ったのか、はたまた相当盛り上がったのか、二人は裸のままベッドで寝てしまっていたそうです」(事情を知る舞台関係者)
そこへ予定通り何も知らない中村が帰宅。持っていた鍵で玄関のドアを開ける…が、なぜか中からチェーンがかかっていた。
「ガチャガチャという音で矢口は目を覚まし、夫の帰宅を察するとパニックになったようです。『うわっ』『やばい、やばい』とあたふたしながらも、どうすることもできず丸裸同然の格好のままチェーンを開けてしまったとか」(同前)
中に入った中村が見たものは、ショッキングな光景だった。
「寝室はどう見ても、男女がコトを終えた後としか思えない様子だった。そりゃそうでしょ、さっきまで二人は裸で寝てたんですから。怒りに震える中村に対し、すでに釈明できる状況にない矢口はただ呆然としていたそうです」(同前)》
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可愛い女だというのがよくわかる。中村昌也(30)には申しわけないけれども。(了)
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