SMAP解散というとても重大な節目に家族でハワイ旅行を楽しんでいたと報じられた木村拓哉(43)が、なんとそのまま現地でメリー喜多川(89)、藤島ジュリー景子(50)と合流したのではないか、というニュースがある。ニュースサイト『リアルライブ』(2016年8月15日配信)からご紹介しよう。
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《一部スポーツ紙によると、キムタクは9日までに妻で歌手の工藤静香、2人の娘と共に毎年恒例の家族水入らずのリフレッシュ休暇を過ごすためハワイに到着。解散発表直前の13日にはジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長と、その娘で藤島ジュリー景子副社長もハワイに旅立ったという情報もあるそうで、木村はもちろん、工藤とメリー氏も親交があるだけに現地で合流する可能性もありそうだというのだ。
「事務所はなんとかイメージアップさせようとしているキムタクだが、ファンの中では解散の引き金となった“戦犯”扱い。今後、SMAPのファンクラブが解散し、メンバー個々のファンクラブを募集するというが、キムタクはそれほど集まらないのでは」(芸能記者)》
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ご承知のこととは思うけれども、SMAP解散の正式発表は8月14日未明であった。あ、それからついでにいうと、メリー喜多川はジャニーズ事務所の副社長であり、ジャニーズ事務所の実質上の経営トップである。藤島ジュリー景子はその娘で同じく副社長。社長はよく名前が出てくるジャニー喜多川(84)で、メリーの弟である。こちらは経営にはほとんどタッチせず、タレントの発掘、育成、プロデュースなど、もっぱら現場を担当している。
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たぶん木村拓哉とメリー喜多川、藤島ジュリー景子はハワイで合流したのであろう。同時期にハワイにいて会わないというほうが不自然である。しかしそれにしても、「ファンの中では解散の引き金となった“戦犯”扱い」の木村拓哉が、さらにファンの神経をゴーリゴリ、ズーリズリと逆なでしているのである。なぜだろう?
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理由を書くのはほんの少しだけ先延ばしになる。まずは、実際問題としてここまでくると、いまの木村拓哉にとっては、ファンの気持ちや人気はもうほとんどどうでもいいことになっていると考えざるを得ない、ということである。ではいまの木村拓哉の狙いはなにか? それは芸能人としての充実ではなく、ジャニーズ事務所の経営陣に加わることなのであろうと思う。ま、芸能活動はほどほどにして、藤島ジュリー景子が社長になったときには副社長くらいになれるように、というわけである。あわよくばいつか社長にも。
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これは憶測だけれども、去年の暮れ、SMAPの独立問題が持ち上がったときに「なにいってんのよ!! メリーやジャニーなんてもうすぐおっ死んじゃうんだし、ジャニーズに残って少し我慢すれば上に立てるかもわかんないじゃない。あとはジュリーしかいないんだからさあ。残ったほうが絶対リスク少ないしトクだって……。だいたい、ここで飛び出したってどうなるかわかんないでしょ?」と、いうような声が木村拓哉の耳にどこからか聞こえてきたのである。おっと、誰の口ぶりを真似しているのだろう?
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で、「やっべえ!! それやっべえ!! それしかねーわ!! オレやるわ。もう43だし、いつまでもアイドルなんつって歌って踊ってチャラケてらんねーし。ここらでデッケーことやんねーと!!」となってしまったのではないかと想像するのである。あ、木村拓哉が。そしてその瞬間、ファンや長年一緒にやってきた仲間のはずのメンバーたちのことは、すっかりアタマから飛んでしまったのである。
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それにしても木村拓哉、もうすっかりメリー&ジュリーのファミリー風情である。早くも今年5月の蜷川幸雄(享年80)の通夜にはジュリーをエスコートしていたのである。ああ、そういえばテレビ朝日で来年スタート予定だという木村拓哉と政財界人による1対1のトーク番組というのも、メリー人脈との顔つなぎのためだと考えれば納得できる。逆にそういう思惑でもなければ木村拓哉と政財界人のトークなど、たぶんほとんど意味をなさないシロモノであろう。
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ジャニーズ事務所の所属タレントのトップといえば近藤マッチ彦(52)であった。しかしマッチ彦、カーレースだなんだで遊んでばかりで、事務所の将来を考えた行動はまったくしてこなかったのである。というか、メリー&ジュリーをサポートしようというアタマがまったくないのである。経営に向いていないことも、遥か遠くから眺めただけでよくわかる。
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ただ、近藤マッチ彦には、人気絶頂の郷ひろみ(60)が抜けたりしてピンチに陥ったジャニーズ事務所を一時期ひとりで支えたという功績があるのである。これをメリー喜多川はたいへんに高く買っていて、「一生面倒を見る」と語っているほどなのである。
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しかしやっぱり、マッチはマッチ。SMAPの独立・解散騒動のときにもまったくなんの発言もなく、1月18日の5人揃っての公開生謝罪のあと、21日になってノコノコ出てきて食事会を開き、これ見よがしにボスヅラを晒しただけであったのである。メリー亡きあとジュリーを支えていく器ではないことは明白である。メリー&ジュリーもそう判断しているはずである。
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話は前後するけれども、デビュー35周年だからといって2015年末の『NHK紅白歌合戦』のトリに「ギンキギラギンにさりげなく」近藤マッチ彦を押し込んだのも、タレントとしてはそれでひと区切りにしようという意図がメリー&ジュリーにはあったのではないかと思えるのである。あとはカーレースでもやってろ、と。
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序列を考えれば、木村拓哉の先輩格にはあと少年隊の東山紀之(49)がいる。しかしこちらは森光子(享年92)の遺産を受け取ってしまったことで、メリーの不興をかってしまっている。実は森光子の死後は遺産をメリーに預けるので、それもプラスして子どものための施設、保育園だかなんだかをやる、という話がふたりのあいだではできていたようなのである。しかしフタを開けてみれば、遺言で遺産は東山紀之へ、だったのである。メリー、おもしろくなかったのである。
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とはいえ現実の問題としてメリー以降を考えると、ジャニーズ事務所には経営スタッフが絶対的に不足しているのである。いまの幹部たちはすべからく外部から来たメリーのイエスマンばかりで、組織を引っ張っていくチカラはない。しかもメリーがいなくなれば、年間1000億円といわれる売上を狙うさまざまな圧力が一斉に殺到してくるだろうことも想像に難くない。それを撥ね除けるにも、頼りになる男手が欲しい。
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そうした事情が、メリー&ジュリーに、一気に木村拓哉を引き寄せさせているように思うのである。木村拓哉のほうがジュリーよりも7歳年下というのも使い勝手がいい。それに嫁の工藤静香ともお互い気心が知れているし……。まあ、事務所の全株式の60%を保有するといわれている社長、ジャニー喜多川が造反でもしないかぎり、これは動かないシナリオであろう。社長が造反というのもこれまたおかしな話だけれども。
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もう少し先を見ると、SMAPの解散によってジャニーズ事務所も強力な切り札を1枚失ったのである。無傷で済んでいるわけではない。しかし「嵐」はSMAPの替わりにはなれないし、ほかの若手も人気、スケールの点でまだまだ比べものにもならない。これをきっかけにしてジャニーズ事務所そのものが失速してしまう可能性もある。これまでチカラづくでいいなりにさせられていたメディア側からの反発もあって、いったんマイナスの方向に転じれば、ジャニーズ事務所の社勢は恐ろしいほど早く傾く。
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で、今回ほんとうに書きたかったことは、こんなオトナたちの下心いっぱいのうごめきの話ではない。それに較べて、中居以下4人はなんと爽やかであろうか、ということである。各自がそれぞれ真剣に自分とSMAPとジャニーズ事務所について考え、行動しているように見える。とくに中居正広(43)の苦悩ぶりと香取慎吾(39)の憔悴はそうとうのものであるらしい。えっと、草彅剛(42)と稲垣吾郎(42)についての報道はいまのところない。
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第三者が顔を出してこないのもイヤラシくなくていい。SMAPやSMAPのメンバーであればまだまだ大金を生む。そこに目を付けて有象無象が群がりそうなものだけれども、本人たちが寄せ付けないからか、まったくそういう気配がない。であるから、わけのわからない問題のコジらせ方にはなっていない。ここに生ゴミ先生みたいな輩がいたらたいへんなことになっていただろうけれども。
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もし、SMAP解散の責任を中居正広以下の4人に押し付けようとする事務所に対抗しようとするなら、たとえばメディアをつかっての反撃などわけもないはずである。オマケに、たとえば事務所の内幕、とくにジャニー絡みのスキャンダルなど暴露ネタは山ほどあってこと欠かない。ことはこれほど穏やかにはすんでいないのである。
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しかしご承知の通り、そんな話はまったく出てきていない。キレイなものである。そこにこのSMAP解散という残念な結末の救いがあるのである。みんなよく我慢をして偉いと思う。しかし青年の純情はいつも薄汚れたオトナの事情に呑み込まれてしまうのである。そう、これは青春の蹉跌の物語である。ああ無情、なのである。(了)
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