2016年11月18日金曜日

芸能界のドンがドンドン沈んでくー。終りがはじまった!!



バーニングプロダクション社長・周防郁雄(75)のインタビューが『週刊現代』(11月14日発売号)に掲載されたのはご承知の通り。タイトルは《ドン・周防郁雄が語る「芸能界と私」》。「王様と私」みたいな、「部屋とYシャツと私」みたいなノホホンタイトルである。次週21日発売号にはその第2弾が掲載されるらしい。



登場したのがドン小西(66)ではなくバーニングのドン郁雄なのであるから、とうぜん『週刊文春』が10月27日発売号から3週にわたって報じた「レコード大賞1億円買収疑惑」についての釈明なりあるいは抗議なりがあるのかと思いきや、それは完全スルー。ただひたすら思い出話に耽っておられるのである。《ドン・周防郁雄が語る「芸能界と私」》。なんて素直なタイトルなのでございましょ。



これでは担当したノンフィクション作家・田崎健太もやるせなすである。そんなことであるから、『週刊文春』が2013年9月12日号でスクープしていた《「NHKが頭を抱える『八重の桜』プロデューサー/モー娘。肉弾接待騒動」》になどふれられるわけもない。というかそんなむかしむかしのスキャンダルがほんの一瞬でもアタマをよぎったのは矢口真里ファンのあなたと私くらいのものであろう。違う?



とりあえずネームバリューで押したという感の《ドン・周防郁雄が語る「芸能界と私」》であるけれども、読めばドン郁雄の仕事ぶり、とくに版権をめぐってのやりとりのエグさなどが具体的にわかっておもしろい。しかしこの記事がもつほんとうの意味は、周防郁雄がついに表舞台に出てきたそのこと自体にあると私は思うのである。エラそうに。



世間の裏側にいて世間を操るのが、いまここでいうドンである。したがってドンと呼ばれる人間が表舞台に出て、しかも喋るのにはたいへん異例で、大きなリスクさえある。モノゴトは天地縦横に結びついて互いに関連しながら動いているので、これは大丈夫であろうと思って喋ったことが、のちに決定的な意味をもつようになることもある。今回ドン郁雄はかなりな量の発言をしているから、これを綿密に検証していけばかなりな突っ込みどころが出てくると思う。



ということでまた例によって疑問が生じるのである。「レコード大賞1億円買収疑惑」に対する弁明をしないのであるなら、なぜいまドン郁雄、周防郁雄は表舞台に出てきたのか?



これを扱っているニュースサイトなどによると、レコード大賞買収疑惑がらみの報道で悪化したイメージを回復したいからだといわれている。ホントか? こんな解説ではとっても納得できませんべろオヤジである。そもそもドンと呼ばれる人間が果たして世間体、イメージを気にするものであろうか? いや、しない。



10月15日には「第58回 輝く! 日本レコード大賞」公式アカウントが設置され、18日には各賞が発表されたけれども、ドン郁雄のマスコミ登場がこれの援護射撃になっているであろうか? いや、到底そうとは思えない。



ふつうに考えてドンが敢えて人前に顔を晒すのは、なにがしか逼迫した身の危険を感じているときか、逆に顔を晒す危険を冒してでも守りたいことがあるからかのどちらかであろう。うむ。申しわけないけれどもこれについてはよくわからない。時節柄だれかがヒットマンを放ったなどという物騒なことを考えがちではあるけれども。



そういえば、と確認してみた。長くドン郁雄を糾弾し続けている大日本新政会(総統:笠岡和雄、73)のホームページに、しかしここしばらく変化は見られていない。それにしても少し見ないあいだにずいぶん立派にリニューアルされているので驚いた。




ともあれドン郁雄、周防郁雄はついにマスコミの前に引き出されてきたわけである。日本の芸能界を牛耳るといわれている4人のドンのうち、これで2人までが引き出されたことになる。日本芸能界のある時代の幕引きが着々とすすんでいるのである。



引き出されたもう1人のドンはメリー喜多川(89)である。今年1月28日号の『週刊新潮』におけるSMAP分裂・解散騒動に関する釈明のインタビューは、まさに世間の声によって引きずり出された態のものであった。あれからメリー喜多川のイメージから“強さ”が徐々に失われていったのである。



考えてみれば、例の《ジャニーズ女帝〈メリー喜多川〉 怒りの独白5時間 〈本誌記者の面前でSMAPマネジャーを一喝! 〉》と題された昨年1月29日号の『週刊文春』インタビューが、女帝の頂点であったのかもしれない。「後継を争うというならSMAPを連れて出ていけ!!」と当時のSMAP担当チーフマネージャー、飯島三智を恫喝したアレである。



さて4人のドンのうち残るは2人。そのうちの1人、まずは田辺エージェンシーの田辺昭知社長(78)である。まだ表舞台にこそ出てきてはいないものの、夏目三久(32)と有吉弘行(42)の交際・妊娠疑惑以来、すっかり時の人である。これまでマスコミに名前が登場することすら少なく、一般的にはとくにコワモテのイメージでもなかった田辺昭知である。であるから今回の強権発動は意外に思われた一方で、若い女に執着するエロジジイという烙印をのっけから押される事態も招いている。



ドンにとってその名前がマスコミに膾炙することは大きなマイナスである。おかげで周防郁雄、メリー喜多川、田辺昭知ともにそのカリスマは大幅に削がれてしまっている。



最後の4人目、オスカープロモーションの古賀誠一社長(74)はいまのところ安泰のようである。ようではあるけれども、長年くすぶりつづけている枕営業疑惑をはじめ、いつ屋台骨を揺るがす報道がされてもおかしくない状況にはある。ほかの御三方と同様、本人はすでにご高齢であられるし。



そうなのである。今回書きたかったことは、こうしてほんとうに日本の芸能界の一時代が終わりつつあるということなのである。それも少し前までは“地殻変動”などと激しい言葉で飾っていたのであるけれども、ここまで来ると、もう、なにか粛々と幕引きが進行しているという雰囲気なのである。ただただ自然なときの流れとして。



そうするとこの“ドンの時代”の次にはどんな時代が来るのであろうか? と思うわけである。より小粒なドンが何人も現れるというのが自然であろうけれども、それではつまらない。と、思っていたところにおもしろい記述を見つけたのである。それは『東スポWeb』(2016年11月17日配信 )の《“テングになった”有吉に来春危機説 後継はバカリズム?》という記事のなかにあった。



記事の内容は、有吉弘行は夏目三久との熱愛がドン昭知の逆鱗に触れ、もっているレギュラー番組の半分以上が来年3月で打ち切りまたはリニューアルされてしまう。で、ひいては1発屋→復活→2発屋になってしまうのが目前!! というものである。2発野郎、たいしたものである。



しかしもしほんとうにそんなことになれば、ドン昭知のドン寿命はグンと短縮され、カリスマは影も形もなくなってしまう。女に振り回されているようではドンは勤まらないのである。ドン昭知は旧い芸能界の象徴的エロジジイとして晩節を汚すことになるであろう。ムフフである。それにしても夏目三久のどこにそんな魅力があるのであろうか? たぶんそこを考えるとジジイのコンプレックスが見えてきてまたムフフであろうと思うけれども、それはまた今度にしよう。



で、『東スポWeb』の記事である。おやっ? と思ったのは次の部分であった。



《“芸能界のドン”といわれる夏目の所属事務所社長は激怒して、熱愛報道自体がなかったかのように闇に葬られた。

「その後、民放各局の垣根を越えて行われたディレクターの集まりで、有吉は“2発屋”の烙印を押されたんです。『てんぐになっている』という意見が圧倒的でした。もっとも今に始まったことではないんですが、結果的にテレビマンはドンの怒りをくんだ形。この会議でダメ出しされたタレントは必ずと言っていいほど、消えていくんです。来年3月末の改編に向け、いくつかの局が有吉を降ろすかリニューアルする方向で動きだしてますよ」
とはテレビ関係者だ》



「民放各局の垣根を越えて行われたディレクターの集まりで、〜この会議でダメ出しされたタレントは必ずと言っていいほど、消えていくんです」。これはいったいなにを意味しておるのか? これ、談合、闇カルテルというヤツではないのか? 有吉弘行が嫌われていたとかドンの女に手を出したとかは関係がない。同業各社が集まって消費者の利益を損なうような申し合わせをするのは違法である。おお、マズいのう。



しかし実際にこんな会議が存在し、歩調を合わせてタレントを干すなどということが行われれば、テレビ芸能の世界は完全にテレビ局の支配下におかれることになる。まあ、それはそれでテレビ芸能なのであるからテレビ局がすべてのイニシアティブも握って当然といえば当然なのである。



こんな闇カルテルがないとしても、4人のドンが消えれば、テレビ局のイニシアティブは強くなる。その場合、プロダクション同士で力を合わせてテレビ局に対抗していこうなどというアタマは、この業界にはない。



大手プロダクション主導からテレビ局主導へと時代は流れていく。で、いったんそういう形におさまってから、ゆくゆくは映画のように配給(放送)会社と制作会社とに再度分業化していくのであろうと思うのである。そこにたどり着くまでこれから10年かかるのか20年かかるのかはわからない。そしてそのとき、完全に“テレビの時代”は終わっているのである。(了)






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