11月26日、さいたま市のスタジオアルシェで行われたNACK5「HITS! THE TOWN」公開生放送にゲスト出演(「東スポWeb」2016年11月26日配信)、翌27日は東京都庁で行われた「麻薬・覚醒剤乱用防止運動東京大会」に出席(「サンケイスポーツ」2016年11月27日配信)。日本エレキテル連合の活動が再びショボショボではあるけれども取り上げられるようになってきた。
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もう“再び”とかなんとかいわれてもなにがなんだかおわかりにならない方々もたぶん大勢いらっしゃると思う。実は今年10月26日、中野聡子(a.k.a.小平市の細貝さん・33)が肺炎で緊急入院し、11月7日に所属事務所タイタンのライブで復帰するまで、相方の橋本小雪(a.k.a.朱美ちゃん・32)がひとりで活動していたのである。
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それにしても去年のことと勘違いされないように「今年10月26日」と書かねばならないのが哀しいのう。ついでにお知らせをしておくと、中野聡子と橋本小雪は2010年に揃って大阪から上京して以来、東村山市の一軒家で共同生活を送っていたらしいのであるが、しかし、おそらくは家事の分担あるいは日頃のチカラ関係が原因で仲違いがあり、今年4月に橋本小雪のほうが家を飛び出して別々に暮らしていたらしいのである。
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で、もっぱら家事を担当していた橋本小雪がいなくなったために体調管理ができなくなった中野聡子が肺炎に罹ってしまった、と。しかしこれが逆に雨降って地固まると申しますか、橋本小雪が入院中の中野聡子の世話をしたことなどもあり、めでたくヨリが戻ったらしい、と、まあこういうわけでごぜえます。いま現在は2人別々に東京23区内にマンションを借りて暮らしているそうでごぜえます。
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たしかに日本エレキテル連合は細貝さんと朱美ちゃんの『ダメよ~、ダメダメ』以降はこれといった話題もなく、いまでは立派な一発屋芸人の仲間入りを果たしているのである。ちなみに『ダメよ~、ダメダメ』が日本流行語大賞を獲得したのは2014年のことである。“干された”と噂が立つほどの人気の凋落ぶりに、所属事務所タイタンの担当者は次のように語っている。
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「今も2人は近くに住んでいて仲はいいです。今は戦える戦い方を模索して、戦っているところです。東京・大阪10公演全て見に来るファンもいて、応援に支えられています。もちろん、テレビに出られるに越したことはないけれど、いずれ再注目してもらえる日がくるように頑張っています」(「週刊ポスト」2016年11月18日号)
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「戦える戦い方」を模索中ということであるけれども、さて果たしてそれは可能なのか? というのが今日のテーマである。いい替えると、日本エレキテル連合がこだわっているコント、お笑いとしてはアナログの代表のようなコントがいまのテレビでどれだけ通用するのか? どうすれば通用するのか? という問題である。
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ああ、「戦える戦い方」といわれればテレビ以外のメディアを連想されるかもしれない。しかしすでに日本エレキテル連合はYouTubeに『日本エレキテル連合の感電パラレル』という動画チャンネルをもって約14万7000人の登録者を獲得しているし、舞台でのライブも今年7月から単独公演『電氣の社』を東京・大阪で開催するまでに漕ぎ着けている。つまり、お笑い芸人としてはやはりテレビで売れなければ十分ではなく、そのための「戦える戦い方」ということのようなのである。
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トークが主流のいまのテレビのお笑いは、細かなジョーク、バカ話の連続である。ネタは現実の日常生活。家族、友人のことであったり、仕事関係のアレコレだったりする。したがって誰でもどこから見ても説明抜きで聞いてすぐに笑える。デジタルな感じである。人間関係がどんどん希薄になっているなかでこうしたトーク番組を見ることは、希薄になっている人間関係のバーチャルな代償行動という見方もできるかもしれない。
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これに対してコントのほうは状況設定や登場人物をまずは簡単にでものみ込まなければならないので、その手間と時間がかかる。わずかなものではある。しかしそれがまったく不要な状態に較べれば違いは大きい。ネタにしてもトークと同じくほとんど身近な現実ではあるけれども、1本のコントとして成立させるにはある程度の掘り下げた観察が必要である。アナログの代表のようなスタイル、といったのはこのためである。
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さらに制作の立場から見てもコストがかからず企画もラクなデジタルな笑いに対して、手間ひまとセットなどにコストがかかるアナログなコントに勝ち目はないように思える。で、いろいろ考えた結果、なんとかひねり出した案が次のようなものである。
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まずはとりあえずコントに登場させるキャラクターの設計である。ジジババと子どもにもウケそうなキャラクター。これまでにもさまざまなキャラクターをつくっているようなのではあるけれども、どれもどこかアブノーマルな笑いを含んでいて、子ども向けにはオトナが許さない感じである。であるからゆるキャラっぽいのでもなんでもいいからとにかくひとつでっちあげるのである。
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でっちあげたら『日本エレキテル連合の感電パラレル』で大切に育てる。これまでの「感電パラレル」はいつも違うテーマ、内容のコントを発表している。その努力はたいしたものであるけれども、それでは見ているほうの興味が集約されない。新しいキャラクターには、それあわせて連続性のある企画を考える。23区めぐりとかそんなやつ。同一キャラクターで、という枠を設定したほうが中野聡子の創造性が発揮されるような気もする。
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で、テレビから声がかかったらキャラクターを重要な登場人物のひとりとしてコントをやる。いまやテレビはジジババのものである。日本エレキテル連合が敬愛する志村けんのノリでやっていけば、必ずジジババのファンはつく。なにしろ『笑点』の司会者が桂歌丸(80)から春風亭昇太(56)に替わったとたん、「しゃべりが早過ぎる!!」とクレームがきたくらいの状況なのである。こうしてジジババとキャラクターに弱い子どもを捕まえてしまえばこちらのものである。
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問題はそのキャラクター? うむ。まあ、安直なところで2025年の細貝さんと朱美ちゃんというのではいかがであろう? 子どもに人気あったし。細貝さんはヨボヨボのジジイになっていて、朱美ちゃんはロボット「未亡人朱美ちゃん3号」であるので外見はそのまま。しかしなぜか猛烈な愛国心に満ちているのである。かなり性能が向上して喋れるようにもなっているのである。細貝さんは典型的な昭和の男であり、まだエロ的には現役である。
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そんなようなことで話を転がしていけば、と、まあこんなことを考えたのは、きっと私がトシをとったせいである。ここ数年で私のような年寄りの琴線をくすぐったエンタテイメントといえば、BABYMETALと日本エレキテル連合くらいなものなのである。BABYMETALと日本エレキテル連合はトシがバレる。(了)
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