昨日(2016年11月1日)の新聞朝刊各紙に、SMAPファンからのメッセージが大量に掲載されていた。いつもなら「ヨシ子、連絡ください」とか「探しています」とか「ノボルなにも心配ない」とかの見出しが並ぶ、主に記事下の「案内広告」と呼ばれるスペースである。
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そこに「我らがSMAPは永久に不滅です!」、「SMAPは日本の宝です。失う訳にはいかない」、「求! SMAPのある暮らし」、「手を離さないで」、「☆ありがとう☆」、「SMAPは私の生きる力」というような文言がズラリと並んだのである。たとえば『東京新聞』の「TOKTOK」欄は3ページにもわたって占拠されていた。
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感動的である。SMAPファンの哀しみがいまなおいかばかり深いものかを、改めて思い知らされた次第なのである。それはおそらく自分の青春を奪われてしまうに等しく、それゆえ痛みの感覚にも近いものなのではないか、とお察しする次第なのである。
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「奪われてしまう」と書いたのは、解散がジャニーズ事務所、つまりメリー喜多川(85)の主導で行われているからである。ファンからしてみればその悲劇的な経緯が心を傷つけ、癒えにくくさせているのであろうと思う。これがもし5人全員が晴れ晴れと未来に向かって飛び立っていったというなら、受け取り方はまったく違う。
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そしてSMAPファンが嘆き悲しんでいるかぎり、木村拓哉(43)の悪しきイメージの回復は難しい。いつまでも、この悲劇の、諸悪の根源は邪知暴虐の老女王・メリー喜多川と裏切り者の木村拓哉+工藤静香(46)、ということになってしまう。おそらくジャニーズ事務所もこのことには気付いていて、『女性セブン』11月10日号で、メンバー間の仲直りムードをしきりにアピールしている。
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ちなみに『女性セブン』は、元も子もないいい方をすると、ジャニーズ事務所の御用マスコミ筆頭格である。11月10日号の記事は、以下のようなものであった。ネット版である『NEWSポストセブン』(2016年10月29日) からご紹介しよう。かなり長いのでお忙しい方、メンドくさい方は飛ばして読んでいただいてもけっこうである。
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《SMAP分裂騒動以降、観覧客を入れられないほど緊迫した『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の収録現場で、驚きの光景が目撃されていた。
「ある歌のリハーサル中、メンバーが歌詞を間違えて、いったん演奏中止となったんです。 中居正広(44才)さんは“またかよ~”と苦笑い。そこに、木村拓哉(43才)さんが“前にも同じミスあったよなぁ”と乗ってきたら、中居さん“そうだよなぁ!”と2人で笑い合って。
長く“犬猿”といわれたSMAPの長兄同士の談笑シーンに、スタッフも目が点、驚きを隠せませんでした。
現場の空気がパッと明るくなっただけでなく、ふたりの雑談をきっかけに昔の歌唱ミスの思い出に触れ、久しぶりにメンバー間の会話が弾んだ。収録はこれまでになく和やかなムードで進みました」(テレビ関係者)
10月24日放送の『スマスマ』でも、中居の発言が話題になった。この日の「ビストロSMAP」のゲストは、芸人の横澤夏子、トレンディエンジェル、メイプル超合金、平野ノラの4組。中居はオンエアで、ゲストの4組を知っているかどうか、事前にメンバーに聞いてみたことを明かした。
「稲垣さん、全員知らないって。木村も会ってないの? そうなんだーって」
木村と会話していたこと以上に、「楽屋での会話は一切ない」と報じられてきた5人が、打ち合わせで雑談していたという事実にネット上のファンは沸いた。
〈みんなちゃんと話してるんじゃん!〉
〈中居さん、木村さんと会話してる事、さりげなく言ってる。しかも木村呼び〉
頑なだった香取慎吾(39才)もこんな様子も見せていた。
9月7日放送の『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)で、香取はゲストのヒロミ(51才)とのドライブの最中、SMAPの昔話に花を咲かせた。
「CDがずっと1位とれなくて、行き場がなくなって。それでバラエティーみたいな…」
今でこそバラエティーのできるアイドルの元祖といわれるSMAPだが、当時は本意でなかったことを告白。
「そこから始まって中心になってったのは、こいつら本当すごいと思うんだよね」
ヒロミがそう話し、中居と香取が自宅に遊びにきた時の思い出に触れた時、香取は目元をぬぐった。
「オンエアでは数秒でしたが、あの時、香取さんは本気で泣き出してしまったんです。バラエティーのイロハもわからず、メンバーと苦楽を共にした昔の記憶がよみがえり、感極まったようです。SMAPの思い出は、彼にとってもかけがえのないものだったのでしょう」(別のテレビ関係者)
4対1となり修復不可能だといわれていたメンバーだったが、ここに来て何があったのか。SMAPと縁深い音楽関係者が明かす。
「SMAPの契約は毎年9月で1年ごとの更新です。次の1年はどうするか、どんな仕事をしていきたいかを話し合う。今年も各メンバーと事務所が話し合ったようです。解散発表後、今後の仕事のあり方にメンバーも不安を持っていました。来年1月1日以降“元SMAP”になった後もどういうスタイルで仕事をしていくかクリアになったようです。メンバーそれぞれが納得のいく形で。
霧が晴れたといいますか、自分たちの先行きがハッキリしたことで、残りの少ない時間、わだかまりを抱えたまま過ごしても仕方がないと、ある意味開き直り、気持ちをリセットすることができたんでしょう」
分裂騒動以降、メンバーは行き場のない不安、やり場のない怒りを常に抱えてきた。ギスギスした空気は、それゆえに生まれたものだった。未来が描けるようになった今、メンバー間でも各々の“その後”を尊重し合い、壁も取り払われつつあるという。
「問題解決に奔走したのは、中居さんでした。解散後も、誰とでもわだかまりなく活動できるよう各所に頭を下げて回ったそうです。結果、あれだけの大騒動とは思えぬほどの円満な着地点になったようです」(前出・音楽関係者)》
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ここで語られている仲直りの根拠とされる事実関係を整理すると、以下の4点である。日々のSMAP関連ニュースに一喜一憂されているファンの方々にとってはそれぞれ大きな意味があるとは思うけれども、しかしこれでもってメンバー間のわだかまりが解けたというのにはムリがある。
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◆リハーサル中、メンバーが歌詞を間違えたので中居正広と木村拓哉が目を合わせて笑った
◆『SMAP×SMAP』(フジテレビ)内「ビストロSMAP」の本番前にメンバーが雑談がらみの打ち合わせをしていた
◆「ビストロSMAP」のオンエア(10月24日)では中居正広が木村拓哉のことを「木村」とむかしと同じ呼び捨てにしていた
◆『おじゃMAP!!』(フジテレビ、9月7日放送)で、SMAPのむかし話をしているうち香取慎吾が泣いた
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さらにこの関係修復ムードの理由として、各メンバーが事務所と話し合い、《来年1月1日以降“元SMAP”になった後もどういうスタイルで仕事をしていくかクリアになったようです。メンバーそれぞれが納得のいく形で》があり、《未来が描けるようになった今、メンバー間でも各々の“その後”を尊重し合い、壁も取り払われつつある》としているけれども、これもムリなお話である。
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木村拓哉をはじめ“元SMAP”としての未来はとてもではないけれども安心できる状態にない。木村拓哉の念願であったNHKの『西郷どん』も鈴木亮平(33)に決まったらしいし。ああ、鈴木亮平、きっとブックブクに体を膨らして出てくるんだろーなー。
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いやいや、そうとはいえ、『女性セブン』の記事には到底納得できないのだけれども、『SMAP×SMAP』の画面を見ているかぎり、ギスギストゲトゲした感じはたしかにずいぶん和らいでいる。感情的にもつれたとはいえ、SMAPの5人は25年間も一緒に仕事をしてきたのである。いつまでもシカトしてばかりではいられない。しかし関係修復だとか和解だとかではないように思う。
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ああ、思い出した。むかしむかし中学生のころ、授業中に大騒ぎをして職員室に呼ばれたことがあったのである。呼ばれた5人は横1列に整列をさせられ、その前の椅子にふんぞり返った教師の小言を聞いていた。
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もちろん左から右に受け流すムーディ勝山(36)モードであったはずなのである。ところがそのとき、なかの1人が突然一歩前に進み出て90度に腰を折り、「このたびはたいへん申しわけございませんでしたっ」と大声で叫んだのである。まるで釈放時の高畑裕太(23)のように。私を含む残りの4人は爆笑し、頭を下げた1人は放免され、私たちはその後2時間もそこに居残りで立たされ続けたのである。
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その後“裏切り者”という声は出たけれども、そしていきなりの謝罪は本気か冗談か最後までよくわからなかったけれども、あいかわらず5人は仲がよかったのである。まあ、もちろんこんなに軽い話ではないけれども、SMAPだって25年間も一緒にいれば、そして仲違いのあとも継続的に顔を合わせていれば、いつまでもツンツンケンケンしてはいられないのであろうと思う。腐れ縁という言葉もあるくらいだし。
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そしてなによりのポイントは、木村拓哉が現状においてまったくトクをしたようには見えていないことである。逆にひどい苦境に立たされてしまっている。これでははっきりいって裏切った甲斐がない。台湾観光局CMのイメージキャラクタターは長澤まさみ(29)に取られてしまったし、何度も書いているけれども来年1月スタート予定のドラマの相手役候補には逃げられ放しの始末である。事務所、すなわちメリー喜多川(85)の覚えめでたいのは、どうやら工藤静香(46)のほうのようなのである。
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「裏切って失敗したべ」「……」、な状況なのである。これでは独立派4人の怒りも弛むというものだ。ここのところは、自分や自分の友人たちに置き換えて想像していただければよくわかると思う。木村拓哉のグダグダの現状が5人を再びまとまらせる余地になっているのである。人間はそういうものである。うむ。『女性セブン』のとってつけたような屁理屈よりもよっぽど合理的だとは思うが、まさか御用マスコミにこれは書けないであろう。
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10月17日放送の『SMAP×SMAP』では、ザ・イエロー・モンキーとSMAPが『バラ色の日々』『ALRIGHT』を合唱するシーンがあった。このとき香取慎吾(39)の左手首に『コディ サンダーソン』のバングルが装着されていたことも話題になった。木村拓哉のお気に入りのものだからである。なんらかのメッセージに違いない、と。え? 合唱、おかしい? 悪かったのう。
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しかし残念ながら、これも“不仲説の否定”や“和解からの解散否定”につながるものではないと思う。“不仲説の否定”や“和解”を示すなら、こんなまだるっこしいサインは要らない。ふつうに喋ったりじゃれあったりすればいいのである。
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残酷な話ではあるけれども、すでにSMAP解散へのレールはガッチリ敷かれていて、ジャニーズ事務所は“スマップ以降”の体制づくりを進めている。各テレビ局にこれまで確保していた“SMAP枠”をどう維持し、埋めていくかに必死である。SMAPは解散する。
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香取慎吾のバングルには、たしかにメッセージが込められていたように思う。それは控えめに木村拓哉を受け容れたことを示している。「ちょっと話してみたったあ」みたいな。
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そしてこのメッセージは、バングルを見ただけで暗黙のうちに完全に正しくそれを理解できる人物に対して送られているはずだ。つまり、香取慎吾に木村拓哉との接触を働きかけた、よく気心の知れた人物である。
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さてその人物とは誰か? については、もう少し確認の時間をいただいてから書こうと思う。まあ、みなさんもう勘づいていらっしゃると思うけれども、書くには傍証であってももっと根拠がないといけない。ともかく、なにはともあれ香取慎吾が元気になるのはうれしいことである。遠くを見るのもいいけれども、小さな幸せも大切にしようではないか。(了)
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