2016年5月11日水曜日

不倫騒動をこじらせたベッキー&サンミュ。ゲス離婚で勘違い大攻勢!!






一昨日、ベッキー問題が煮詰まってきたと書いたら、さっそくである。その一昨日(5月9日)の夜、ゲスッチョ川谷が離婚成立を自身のBlogで報告したのだ。ただそれだけなら別にどうということもない。しかしベッキー=サンミュージックがしっかりとこれに乗っかったのである。それは追々、書いていくことにして、とりあえずゲスッチョ川谷の発表の全文を見てみよう。



『絵音のかわた日記』

2016年05月09日

ご報告

ご報告

私事ではございますが、我々夫婦は話し合いの末に離婚しました事をご報告致します。

これからもミュージシャンとして、1人の人間として、成長していけるように頑張ります。

ファンの皆様、関係者の皆様、これからもよろしくお願いいたします。

川谷絵音



 

HP Directplus -HP公式オンラインストア- オーネット

DHCオンラインショップ 



「ご報告」がダブっているのは間違いではなくて、実際にこうなっていたのである。最初の「ご報告」は大きく紫色で、たぶんBlog所定のタイトルスペースに書き込んだものであり、次の「ご報告」は本文扱いで書いたのだろう。本文扱いの「ご報告」から以下はコピペかもしれない。おそらく稟議を経て掲載されているのだろうから、その可能性は高い。



ゲスッチョ川谷のこのBlog《絵音のかわた日記》は開設したばかりで、これが第1回目の投稿である。この離婚報告のために開設したという説もある。慣れないこととていたしかたないのかもしれないが、もう少し気をつかっていただきたいものだ。



しかし、この極端なまでの簡潔さ、短さはどうだろう。三行半というのは聞いたことがあるが、それより少ない3行である。気なんかつかってらんねーよ、という声が聞こえてきそうである。サービス精神ゼロである。



それに加えて、少しでも突っ込まれそうな文言はすべてカットしてしまえというのは、デキの悪い企業広報の定石みたいなものである。そんなわけでこの「ご報告」には、反省や感想やお詫びが入り込む余地は一切ない。



離婚しました→頑張ります→よろしくお願いします、これだけである。しかしそれはそれで「書かれていないこと」からも何事かを読み取ることはできるのである。



ソニーストア デル株式会社

 

 



まずは離婚が成立したのがいつなのかが書かれていない。4W1H、先生、教えなかったかな? 発表は5月9日。こちらの都合はわかる。3月13日から前日の5月8日までは「ゲスの極み乙女。」のワンマンツアーだったから、ツアー中に離婚を公表して、マスコミに追い回されるのを嫌ったのだ。



で、離婚成立の日を明らかにしなかったのは、たぶんいまさらになって、実はもうすでに……みたいな感じにはしたくなかったのだろう。あるいはベッキー=サンミュージックから要請があったのかもしれない。これについては後述の(1)のところに書く。



ちなみに「ゲスの極み乙女。」のワンマンツアーのタイトルは『ゲスな宇宙旅行』である。スゴい。それでもって5月8日の最終日はゲスッチョ川谷の実家がある長崎だったのである。ゴイす。厚顔無恥である。ご両親の心中いかばかりか、である。こうなってくると、もうキワモノバンドの香りすら漂ってくる。あ、それでいいのか。



おもしろいのは、細かくなるけれども、「話し合いの末に離婚しました」の部分だ。「話し合いの末に」。ふつうは「話し合いの結果」と書く。「〜の末に」というのは、なかなか決着がつかず悪戦苦闘、そうとう手こずった、ということである。ゲスッチョ川谷、ずいぶん責められたのだろう。



 

HP Directplus -HP公式オンラインストア- オーネット

DHCオンラインショップ 



さて、ふつうに考えれば、この5月にも復帰を予定していたといわれるベッキーにとって、いまこのタイミングで離婚を発表されるのは、たいへんに都合が悪い。お友達関係で押し通すつもり、だの、ありがとうセンテンススプリング!! だの、いっぱい甘えさせてもらう、だの、あの1月の騒動を改めて思い出してしまうからだ。思い出すなといわれても思い出す。



しかも不倫相手の男が離婚したとなれば、もう一方の女は完全に悪役、敵役である。イメージは地に堕ちる 。他の夫婦関係を壊した女というのは、とくにこの日本のテレビ視聴者界(主婦部)では、最上級の憎悪のマトになるのである。おお、「テレビ視聴者界」いい言葉ではないか。



実際には、ゲスッチョの夫婦仲はベッキーと出会う前から亀裂が入っていた、とか、ゲスッチョが結婚していることをベッキーが知ったのは付き合いはじめてから後のことだった、とか、ほんとうかどうかわからない面倒くさいディテールはどうでもいいのである。「離婚させた女」で即1発アウトである。これは無慈悲、非合理なテッパンの掟である。



たとえいくら譲ったとしても、離婚成立で一件落着したとなごむ「テレビ視聴者界(主婦部)」は一人もいないだろう。これは新しい耳よりニュースなのである。ベッキーの悪役イメージは更新され、「離婚させた女」のレッテルが貼られて定着する。これからいよいよ復帰、という時期にこれはない。



しかしながら、ベッキー=サンミュージックは奇妙なのである。いささかはしゃいでいるとも受け取れるほど、ゲスッチョ川谷の離婚報告に乗っかっているのである。それは5月10日発信の『スポニチアネックス』の記事で感じられ、なぜか? も同時に察せられたのである。



『スポニチアネックス』の記事をご紹介する前に、なぜか? の部分をまとめて書いておこう。前提になるヨミなんかもあったりして、実際の記事を対照しながら書いていくとずいぶん長くなってしまうので。



ソニーストア デル株式会社

 

 



(1)サンミュージックは、早い時期から離婚成立についての情報を握っていた。後ほどご紹介する『スポニチアネックス』の記事には「 離婚届は4月中に提出したとみられる」という記述がある。これの出所はおそらくサンミュージックである。



サンミュージックはゲスッチョ川谷に対し、離婚問題のなりゆきを逐次聞き取っていたのであろうと思う。ゲスッチョ川谷の離婚は、ベッキー復帰を考えるうえでのひとつのポイントにはなるからだ。



あるいはゲスッチョに対して、こちらも大損害なのだからそのくらいの協力はしてくれ、メドが立ったら教えてくれ、というくらいの要求はしていたのかもしれない。ベッキーとの関係の詳細をバラされても困るのでそう強圧的には出られないけれども。



で、4月中に離婚届が提出されたことを知っていたのであれば、5月9日のゲスッチョによる発表まで、対応策を練る時間はあったのである。もしかしてこの5月9日に発表という段取りにもベッキー=サンミュージックの意向が働いていたのかもしれない。



最初から5月中の復帰が目論見としてあったのなら、おそらく9日は対応策を仕込むのにギリギリの日程であり、また復帰の環境づくりにもギリギリの日程である。手前から数えても、向こう側、復帰から数えてもギリギリ。ここしかない。



対応策とは、離婚発表を逆手に取って、ゲスッチョ川谷の元妻は、ベッキーが『週刊文春』にあてた手紙を読んで態度を軟化させ、離婚を決意するに到った、という筋書きを浸透させることである。これでなんとなく、ゲスッチョ川谷の元妻から理解を得たという印象にもっていく作戦である。で、とどめに直接謝罪である。



 

HP Directplus -HP公式オンラインストア- オーネット

DHCオンラインショップ 



先ほどの、「報告書」には離婚成立の日付が書かれていないのはベッキー=サンミュージックの要請によるものかもしれない、というのはここである。もし離婚が成立したのがサンミュージック相澤正久社長がベッキーの手紙を『週刊文春』に持ち込んだ4月22日以前であれば、とうぜんゲスッチョ川谷の元妻がその手紙を読んで離婚を決意したという筋書きはなりたたなくなる。



おお、しかしそれでもこの推理、いささか破綻していないか? 「ベッキーから本誌への手紙 110日間の愛憎劇に終止符」を掲載した『週刊文春』(5月5日・12日号)が発売されたのは4月27日だ。ゲスッチョ川谷の元妻がこれを読んで4月中に離婚届を提出したとするなら、猶予は丸3日しかない。



その間に決断し、離婚届に判を押し、その離婚届を、というやりとりをするのはムリだろう。仮に27日以前、ベッキーからの手紙が『週刊文春』に届いた4月22日からのどこかの段階で編集部からゲラなりを見せてもらったとしても、事情はそう違わない。猶予が丸8日になっただけだ。



あ、そうか。成立可能かどうかは別にして、これはベッキー=サンミュージックが書いた筋書きなのだ。いささか破綻しているのはベッキー=サンミュージックが書いた筋書きである。それをほじくりだしているあいだに、私が破綻に気付いてしまったということだ。9日はギリギリの日程だと自分で書いたではないか。疲れている。



それにしても、『スポニチアネックス』が「 離婚届は4月中に提出したとみられる」と書きさえしなければこんな疑念は浮上しなかったのである。そしていったいどうやってそれを知ったの? という疑問も。



こうした筋書きをつくろうとしているというヨミ自体についての自信はある。それは実際に『スポニチアネックス』の記事のなかで行われている。でもなー、前後の文章を見ても全体から見ても、“4月中”なんて要らない情報なのである。どうして人は自ら墓穴を掘るのだろう?



筋書きの破綻についてさらに付け加えると、以前にゲスッチョ川谷の所属事務所を経由して届けられたベッキーからの手紙を、ゲスッチョ川谷の元妻は受け取り拒否しているのだ。であるから、今回も実際のところは、ゲスッチョ川谷の元妻は、ベッキーからの手紙を掲載した『週刊文春』(5月5日・12日 ゴールデンウィーク特大号)を、手にも取っていないだろう。



ソニーストア デル株式会社

 

 



それにしてもベッキーの書いた手紙、元も子もないいいかただが、まあ、読んでみてもしかたのない手紙ではあった。ここの手紙でベッキーは、インタビューは受けられないと詫びたうえで「3点だけお伝えしたいことがあり、ペンを執らせていただきました。」として次の事柄を書いている。

●1:「何よりもまず、川谷さんの奥様へ謝罪したいというのが今の一番の気持ちです。」
●2:「川谷さんへの気持ちはもうありません。」
●3:「離婚が成立するまでは、友達のままでいようとういう約束がありましたので“友人関係である”という言葉を選んでしまいました。しかし私の行動を考えると恋愛関係だったと言うべきでした。」



以前から伝わっていたことと言葉づかいこそ違え、内容は変わらない。新しい事実の暴露はまったくない。過去に出た情報をなぞっているだけである。しかも3番目のゲスッチョ川谷との関係の実際にいたっては、まだグダグダとはぐらかし続けているのである。



まったくニュースバリューのない手紙である。掲載さえ危ぶまれる態のものである。もし私が『週刊文春』編集の立場で、何度もインタビューを申し込んでは断られ、それが申しわけないからと手紙を寄越され、いささか期待して読んでみると、なんのことはない周知の事実の繰り返し、となれば怒る。



おお、そうか!! それでそこをなんとか埋め合わせをするために、わざわざ相澤正久サンミュージック社長が直々に持ち込んだというわけか? 以前このBlogで相澤社長はガキの使いか? と書いたのだが、とんだ失礼をしたのである。うむ。ちゃんと任務は果たしたのである。ベッキーからの手紙+社長直々、合わせてようやく1本である。正久ごめんね。



「ベッキーから本誌への手紙」という、『週刊文春』がつけたなんとなく突き放したような記事のタイトルも、これで合点がいく。



 

HP Directplus -HP公式オンラインストア- オーネット

DHCオンラインショップ 



しかしこのままで合点がいかないのは、ではベッキーはなぜそんな中身のない手紙を書いたのか? だ。インタビューを受けられないお詫び? しかしインタビューを受けられない理由についてはまったく記されていないのである。不自然だし礼を欠いている。



で、思いついてしまったのである。性格がひねくれている私がそのうえさらに邪推するに、ベッキーの手紙は、ゲスッチョ川谷の妻がそれを読んで離婚に踏み切ったという、先ほどの筋書きをつくるためにわざわざ書かれたのだ。



(ゲスはツアーが終わったら離婚を発表するぞ、どうする? それまでになにか打っておく手はないか? よーし、それなら逆手にとって、その離婚をゲス妻からの幕引きのメッセージということにしたらどうだ? おお!! いい!! いい!! しかしそう思わせるにはゲス妻がベッキーを受け容れた、というもうひと押しのなにか欲しいなあ)

(そうだ!! 手紙を書かせよう!! 『週刊文春』あてに。直接、ゲス妻に送ってもまた受け取りを拒否られるという理由づけで。謝罪したいんですけどー、で。『週刊文春』に掲載されれば、そ手紙のことは世間に広く知られる。『週刊文春』あてに書く理由? うーん、と。取材拒否ってごめんなさい、で。おー、いいねえいいねえ)。私はこんなふうに生き生きしている自分が大嫌いである。



個人的な印象だが、ベッキー=サンミュージックは直接的な対話や、自分が前面に出てのアピールをとことん嫌う。相澤正久ですら、この一連の件に関してマスコミの前で喋ったことは一度もない。社長なのに。2人はもっぱらマスコミや手紙を通して意志を伝えようとする。なぜだろう?



あまり疑問を増やしても収拾がつかなくなる。で、手紙を書くことになってさて、とカレンダーを見やるとヤバいのである。4月27日発売の「2016年5月5日・12日 ゴールデンウィーク特大号」を逃してしまうと、その次の号が出るのは5月11日である。これではまったく手遅れである。



どうしても4月27日発売の号に間に合わせたい。それで「ベッキーから本誌への手紙」は大急ぎで書かれたのだと思う。だからたぶん、ゲスッチョ川谷の離婚が成立したのは4月20日くらいのことだろう。



ソニーストア デル株式会社

 

 



(2)『スポニチアネックス』は、ベッキー=サンミュージックの意向を受けて5月10日の記事を書いた。まあ、邪推とはいえ好き放題を書いている。そう読んでいただいてけっこうである。しかしこれも記事を読んでいただければあながちでもないと感じられるところはあると思う。



ゲスッチョ川谷がBlogで離婚を報告したのは5月9日の午後9時ごろである。で、翌日の早朝5時55分には早くもこのニュースが配信されているのである。《騒動は一気に収束に向かっており、ベッキーは夫人への直接謝罪が実現次第、早ければ今月末にも仕事復帰する。》なのである。深夜から未明にかけて「騒動は一気に収束に向かっており」なのである。猛烈に先走りしている。



うむ。それだけではなく、すでに『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』での調整が進んでいるとまで書いているのである。ついこのあいだまでは『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』で復帰するといわれていたのだが、製作会社の脱税事件と『週刊文春』への手紙の「テレビ視聴者界」での不評から、少し先送りしつつ乗り換えたわけだ。ともにTBSの番組である。にしても『スポニチアネックス』、いかにも素早く、しかも具体的な記述である。



念のために書いておくと、ベッキーの復帰番組は、いまのところどの局もウェルカムである。奪い合いにさえなっている。高視聴率が見込めるからだ。ただ「テレビ視聴者界」の大反発も想定されるから取扱いには慎重になるだろう。番組に傷がついても困る。



その点、最近、評判があまりよろしくない『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』はうってつけかもしれない。打ち切りの噂もボチボチ出はじめているし。もちろん、場合によってはさらに見送りになる可能性もまだ十分ある。テレビとはこんなものである。



それにしても『スポニチアネックス』この手回しのよさ、断定的な表現。あらかじめサンミュージック側と打ち合わせしておかなければ、おっと間違いた(by荒木経惟)取材しておかなければ書けない内容である。そしてベッキーの復帰はすでに確定事項であり、悪かったのはすべてゲスッチョ川谷、ということになっている。繰り返しになるが、前もっての準備があったと疑わせるに十分ではないか?



 

HP Directplus -HP公式オンラインストア- オーネット

DHCオンラインショップ 



(3)ベッキー=サンミュージックは、ゲスッチョ川谷の元妻に謝罪できればそれでこの騒動に終止符が打てると考えている。もちろんそんなことはない。ないのだが、そう考えてしまっている。



ゲスッチョ川谷の元妻に謝罪、それがすなわち終止符、免罪符。これはもともと、騒動のごく初期の段階からチラホラしていたことだ。1月6日の謝罪会見にしろ、もっぱらCMスポンサー企業向けの釈明といわれてもしかたのない内容だったのである。質疑応答なし。つまりベッキー本人が出てきて謝罪文を読み上げたのと変わらなかった。



そこには「テレビ視聴者界」やファンへの目線がまったく感じられなかったのである。この傾向はそれは以後もずっと続いていて、「仲のよいお友だち」がウソだったことを実質的に認めたいまとなっても、「テレビ視聴者界」やファンへの詫びはない。



であるから、ゲスッチョ川谷の元妻にベッキーが直接謝罪できればお手盛りでシャンシャン。勝手に騒動に終止符が打たれたなどと決めつけても、痛痒のかけらも感じないのである。ほれ、ワシらについたウソはどうしてくれる? ひとつやふたつじゃねーで。



で、一昨日も書いたように、「テレビ視聴者界」やファンに対しては、もっぱらメディアを使ってのイメージ回復戦略をとってきたのである。しかしこれは、ご承知の通りやればやるほど腹黒さが露呈し、逆効果になってきた。「ベッキーから本誌への手紙」も、「テレビ視聴者界」目線で見ればその典型である。



「テレビ視聴者界」やファンは、直接ベッキーが本人の言葉で語ってくれることを待っている。しかし実際には、それとは正反対にメディアの陰に隠れてばかりいる。これでは「テレビ視聴者界」やファンには、どっぷりとイライラ、不快感、フラストレーションがたまる。



ソニーストア デル株式会社

 

 



このようにして何度も何度も失敗を繰り返したあげく、ベッキー=サンミュージックは、ついにゲスッチョ川谷の元妻に謝罪さえできれば、それでこの騒動に終止符が打てるという考えに固執するようになったのだろう。「それしかやりようがない」から、いつのまにか、「それしかやるべきことはない」に変わったのだ。謝罪をすれば果たして許されるのか? というとうぜんの疑問も受け付けないくらいに。



ベッキー、ゲスッチョ川谷、川谷の元妻、つまり直接の当事者たち3人のあいだで和解ができればそれでいいではないか。それをまわりでとやかくいうことはないではないか、という理屈である。いったい誰に迷惑をかけたのいうの?



しかし仮に運よく復帰できたとして、復活できるかどうかは別問題だ。このままでは復帰した途端いっせいに反発を食らって即引退、という可能性だってあるのである。つまり、復帰後のベッキーを支える“まわり”をすっかり排除してしまっている。



最初から「テレビ視聴者界」やファンはあまり眼中にはなかったのだが、いまやそれは「テレビ視聴者界」やファンからどう思われようと関係がないというレベルにまで達してしまっている。風雲急である。



ゲスッチョ川谷の離婚はベッキーの復帰を大きく前進させ、その離婚の陰にはほかならぬベッキーの手紙があり、あとは元妻への直接謝罪を残すのみ、というほとほと自分勝手なデッチ上げ話に「テレビ視聴者界」もファンも、呆れたままで置いてきぼりを食らうだろう。



 

HP Directplus -HP公式オンラインストア- オーネット

DHCオンラインショップ 



ベッキー=サンミュージックは、くどいようだが、もともと「テレビ視聴者界」やファンを軽視する傾向があったところに、それに基づくメディア操作の失敗を繰り返した挙げ句、追いつめられ、冷静さを失っている。



そして、ことここに到ってもなお記者会見を開こうとしないのは、これはもう尋常では考えられない。バラされては困る重大な秘密をまだ隠しているのか? もうゲスッチョ川上と男女の仲だったことは公然の秘密なのだが。



私としては、これはベッキーの「完璧でなければならない」オブセッション、強迫観念のせいだと思う。公の場で不倫を認めるようなことは「完璧よい子」である自分には絶対にできない。それは自分がやったことなのだけれども、だからといってそれをおおっぴらにはできない。そんなことをしたら存在が揺らぐ。おやおや、話をおもしろくし過ぎとおっしゃる?



考えてみればベッキーが「テレビ視聴者界」やファンをないがしろにしがちなのも、実は怖いからだ、という仮説が立てられないわけではない。「完璧よい子」でいなければならないベッキーにとって、自分を見つめる目は恐怖である。めざとく、いつなにを取り沙汰されるものやらわかったものではない。



ベッキーには辛いことだが、実際に自分がしでかしてしまったことなのである。人の目がどうこうではない。やっちまったのである。乗り越えなければならない。これ以上逃げても、逆に恥ずかしいイメージを晒し続け、「テレビ視聴者界」の怒りをかき立てるだけだ。



おお、そうだ。そんなようなオブセッションを抱えているので記者会見はムリ、という医師の診断を公表するのもひとつの方法かもしれない。とにかくなにか手を打たなければいつまで経っても悪印象のままだ。そこへもってきて「離婚させた女」のレッテルである。



付け加えておけば、サンミュージック社長の相澤正久がオモテに出てこないのは、きっと、ただただ気が小く自信がないからだけのような気がする。すこぶるお人好しらしいのだが。



ソニーストア デル株式会社

 

 



でもってそんなこんなでまったく煮詰まったあげくの、いきなのテレビ復帰、一発勝負である。「離婚させた女」のレッテルがどれほど怖いものかを、甘く見ている。では、『スポニチアネックス』(2016年5月10日5時55分配信)の記事の一部をご紹介しよう。



《タレントのベッキー(32)と不倫騒動の渦中にあった、ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音(えのん、27)が9日、夫人と離婚したことを自身のブログで発表した。騒動は一気に収束に向かっており、ベッキーは夫人への直接謝罪が実現次第、早ければ今月末にも仕事復帰する。最初のレギュラー番組だったTBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」での復帰で調整している。騒動の勃発から4ヵ月、事態は急展開を迎えた。》



「騒動は一気に騒動は一気に収束に向かっており、ベッキーは夫人への直接謝罪が実現次第、早ければ今月末にも仕事復帰する」。“騒動”というのはゲスッチョ川谷の離婚問題のことのように聞こえるが、もちろんそうではない。



“騒動”のいま現在の姿は、ベッキーとゲスッチョ川谷の不倫騒動にはじまり、釈明会見を「仲のよいお友達」というウソで押し通し、さらにメディア操作でイメージ回復を狙ってきたベッキー=サンミュージックへの不信感、嫌悪感である。「テレビ視聴者界」は、だからベッキーの復帰に難色を示す。



これがゲスッチョ川谷の離婚で「一気に収束に向かって」いるはずもなく、残すは“夫人”への直接謝罪だけなどというのはとんでもない話である。しかもまだ“夫人”はなんの意思表示もしていないのである。「事態は急展開を迎えた」どころか、まだぴくりとも動いていない。なにをバカなことをいっているのか。こういうことをするからますます嫌われるのだ。記事を続けよう。



 

HP Directplus -HP公式オンラインストア- オーネット

DHCオンラインショップ 



《川谷は「我々夫婦は話し合いの末に離婚しました」と報告。騒動の端緒となった夫婦間の問題が解決したことを受け「これからもミュージシャンとして、1人の人間として、成長していけるように頑張ります」と心境を新たにした。スポニチ本紙の取材では、離婚届は4月中に提出したとみられる。昨年7月の結婚から9カ月での終止符。だが昨年10月にはベッキーに近づいており、わずか数カ月で夫人を裏切ろうとしていたのが実態だ。》



「だが昨年10月にはベッキーに近づいており、わずか数カ月で夫人を裏切ろうとしていたのが実態だ」。ゲスッチョ川谷、すっかり悪人扱いである。しかし実際にはベッキーのほうからライブ後の楽屋に訪ねたりなどしたのがきっかけなのである。ゲスッチョ川谷が潔白だったとはいわない。しかしベッキーもまた完全な被害者ではない。



《離婚成立は、騒動全体の行方に大きな意味を持つ。ベッキーと川谷の不倫に最も怒っていたのは夫人。なかなか離婚を承諾しなかった夫人がここに来て判を押したのは、騒動を収束させてもいいという思いの表れ。ベッキーは騒動が発覚後の1月中旬に川谷の電話を着信拒否し、一方的に別れ、その後、休業に入った。》
 



「判を押したのは、騒動を収束させてもいいという思いの表れ」というのはベッキー=サンミュージック側の勝手な推測である。まだ“夫人”はなにも語っていないのだ。だから離婚届に判を押したのは、ただ単純に“夫人”が疲れ果ててしまったので、ということも考えられるのである。現実に一時期は体調を崩していたようだし。



しかもこの書き方だと、これまで離婚に同意してこなかったのは、“夫人”が“騒動”を終息させたくなかったからだ、とも受け取られかねないだろう。それはずいぶん失礼な話である。“夫人”そこ被害者なのである。そしてその“夫人”は、いつのまにか“騒動”の鍵を握る中心人物に祭り上げられている。迷惑もはなはだしい。



“騒動”の中心人物、というか“騒動”の実体はすなわちベッキーである。“夫人”はその“騒動”に多大な迷惑を受け続けているだけだ。



ソニーストア デル株式会社

 

 



《この動きの一方で進行していたのが、ベッキーから夫人への謝罪の手紙。ベッキーは出会った当初に川谷に独身であるかのように装われ、交際してしまったことを強く後悔。2月に「謝りたい」と手紙を書いたが、受け取りを拒否された。

ベッキーは「夫人の許しを得ないまま復帰することは絶対にできない」というスタンス。そこで、最後の手段として選んだのが、夫人と唯一パイプを持っている「週刊文春」だった。4月22日に所属事務所社長が編集部に出向き「川谷さんの奥様へ謝罪したいというのが今の一番の気持ちです」という内容の手紙を渡して、事態の打開を図った。夫人はそういったこれまでの姿勢も見てきて、ベッキーへのわだかまりが確実に解けてきている様子だ。直接謝罪が実現次第、一気に復帰に向かう。》



だっからあ、“夫人の許し”を得たいのなら、夫人が希望する通りゲスッチョ川谷も含めた3人で会えばいいのである。それを「ゲスッチョ川谷」とは会いたくないからと断っておいて、「最後の手段」が「週刊文春」とは、都合がよすぎないか? だいたい、謝ろうという側が先様の希望にケチを付けるなどおこがましいのである。ほら、また嫌われる。



「夫人はそういったこれまでの姿勢も見てきて、ベッキーへのわだかまりが確実に解けてきている様子だ」。まるで見てきたような、というのはコレである。私の邪推よりもずいぶんタチが悪い。



それにしても「ベッキーは『夫人の許しを得ないまま復帰することは絶対にできない』というスタンス」ウンヌンなどと、ここまでくると、“夫人”への猛烈なプレッシャーである。悪質なすり替えである。まるでベッキーの復帰を邪魔しているのは“夫人”だといいたげである。まったく筋の通らない、いいがかりだ。



たぶん“夫人”は、カタチのうえではベッキーの力づくでの直接謝罪を受けるだろう。いくら断っても放っておいてくれないならそうするしかない。謝罪受け入れの強要。そんなものははじめてだ。ほらほらほら、またまた嫌われる。



ベッキー復帰の邪魔をしているのは“夫人”ではない。「デレビ視聴者界」の人々や元ファンや私のようなヒマ人である。ベッキーは要らない。もうこれ以上、あまり怒らせないでほしい。“夫人”の気持ちがよくわかる。「ベッキーは『夫人の許しを得ないまま復帰することは絶対にできない』というスタンス」という文言は覚えておくから。(了)




ソニーストア

オーネット

デル株式会社





0 件のコメント:

コメントを投稿