2016年5月16日月曜日

ベッキー ←芸能界はこういう人間をつくってしまうのか?




こんにちは。またも謝罪文評論家、ゴメンネ一筆です。いやもうホントにイヤです。イヤですけれども、今日はベッキー(32)の謝罪文を取り上げることにしました。



昨日、ゲスッチョ川谷の謝罪文を読んでおいて、それでベキッチョの謝罪文をスルーするというのも、なんだか中途半端のようで気分がよくありません。かといってベキッチョのブログなど覗いたものなら、本当に気分が悪くなりそうです。私は几帳面な性格なので、きっとなおさらです。ホントか。



結局、葛藤すること小一時間の末、自分の体調を犠牲にしてまで、どうでもいいような整合感をとることにしました。私、知らず知らず、このブログにかなりのものを捧げております。



では以下に全文を引用しましょう。各段間の空きは原文のママです。

*****

みなさまへ

2016/05/13 23:00


みなさま、ご無沙汰しております。
ベッキーです。


この度は、私の一連の行動により、
応援して下さっている皆様、関係者の皆様、そして、多くの方々に
多大なるご迷惑をお掛けしたことを、 深くお詫び申し上げます。


本日、TBS「金曜日のスマイルたちへ」にて、お話しをする機会を頂きました。
事前にお知らせすることなく、皆様を驚かせてしまい、申し訳ありません。



どんなときも、応援して下さっているファンの皆様に、一番にご報告したいと思っておりましたが、
順番が守れず、申し訳ございませんでした。
今回はみなさまのお心を何度も傷つけてしまい、ほんとうにごめんなさい。



私のすべての行動、LINEのすべての内容は、皆様を不快にさせてしまうものでした。
当時の私は、考えが幼稚で認識が甘く、周りが見えておりませんでした。


軽率な行動をとってしまったこと、そして事実と異なることを記者会見でお伝えしたことは、
一人の人間として、タレントとして愚かでした。

これからは自身をわきまえ、公私ともに誠実に歩んでいきたいと思います。

ご報告とお詫びが遅くなりましたこと、本当に申し訳ありませんでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。



ベッキー  

*****

やっぱり気分が悪くなってきました。さっさと終わらせましょう。ざっと一読したところでは言葉づかいも丁寧な感じで気をつかっているように見えます。タイトルもきちんと「みなさまへ」で、ゲスッチョ川谷の「皆さんへ」とは違います。「ベッキーです」、つまり自分の名前を文のアタマにもってきているのが少し気にはなりますが。芸能人ですねー。



まあ、休業期間中、仕事関係者やタレント仲間に約100通もの自筆手紙を送ったという、1000本ノックを彷彿とさせる苦行の成果かもしれません。それでもっていまごろはまた、お詫びの手紙を書いているのでしょうね。



手回しよく内々に復帰の挨拶回りをしておきながら、いきなり『中居正広の金曜日のスマイルたち』に抜け駆けをして激怒させた、他の各放送局やら代理店やらスポンサーにあてて。お詫びのシルシ、復帰一発めの高視聴率、期待してたのにー。というわけでお詫びの無限地獄。



マジメな話、ベキッチョはいつもいつもこれで、やらかすのが先で反省があと、が最初からのお約束。それはよくないと重々承知していながら、自分の利益や都合を優先します。ほんとうに遠くから眺めているだけでも気分の悪いふるまいです。



さて、おや、まず「2016/05/13 23:00」。この日付の入れ方はダメです。ビジネス文書ではないのですから、きちんと「2016年5月13日」と入れたいものです。



本文を読みますと、そんなベキッチョらしく、あらかじめふつうの言葉づかいで書いたか考えたかした文章を、あとで丁寧にいいかえている、ということがわかります。丁寧語のつかい方に何ヵ所もムラがあるからです。



はじめから丁寧な言葉で考え文章なら丁寧語の独特のリズムに導かれますから、言葉のつかい方のムラというのはなかなか起きにくいものです。ムラというのは、たとえば前半部分では次の2ヵ所です。訂正とあわせて書いておきます。



「多大なるご迷惑をお掛けした」→「 多大なるご迷惑をお掛けいたしました」
「お話しをする機会を」→「お話をさせていただく機会を」



ベキッチョ、サムライか? 自分の行動についてへりくだった表現をしなければならないときに間違う。丁寧語ですからあたりまえといえばあたりまえですけれども引っかかります。どうして引っかかるのかといえば、それでは読み手と自分の位置関係をどのように把握しているのか? と気になるからです。ああ、すぐ近くに手がかりがありました。



「応援して下さっている皆様、関係者の皆様、そして、多くの方々に」



明らかに格付け、仕分けをしていますね。「皆様」と「方々」。「応援して下さっている」&「関係者」は「皆様」で、その他は「方々」。ですから、ここで「方々」といわれているのは、明らかに「その他大勢」扱いです。英語でいうとただ「and」ですまされてしまうような。



ここでいう「応援して下さっている皆様」は、一般のファンのことではありません。「関係者の皆様」の前に置かれているのですから、特別なシンパなりスポンサーなりの存在がアタマにあっての「応援して下さっている皆様」です。もちろん、一般的なファンのことだと読み違えられてもそれはそれで好都合。



私はベキッチョを応援もしていませんしもちろん関係者でもありませんから、「方々」の一員です。「and」。するとこれ以降に出てくる「皆様」には私は含まれていない、疎外されている、区別されている、といじけてしまいますねー。



これは謝罪文ですから、そのなかで読み手を分類して格付けするなど、本来あってはならないことです。謝罪文でなくてもそう。謝罪文ならなおさらそう。



もし、どうしてもグループごとに格付けをしたいというなら、そのグループの数だけ別個に文章を書き分け、別個に呈示するべきです。「皆様」向けと「方々」向け。しかし、こういう仕分けを無意識にやってしまう傲慢さが鼻もちならないわけですよ。おっと、タイトルで「みなさま」、本文で「皆様」。気をつけましょう。



そうそう。それで、ベキッチョは読み手と自分の位置関係をどのように把握しているのか? といえば自分が上ですね。仕分けているのですから。気持ちのうえでは位置関係の上にいて、コイツは「皆様」コイツは「方々」とやっています。それで小手先の丁寧語をつかう。ムラも起きるわけです。田舎の老舗旅館にいるみたいです。



さらにベキッチョの場合、その丁寧語の破れ目の穴から、黒いヒマワリ瞳の目がギロリと覗いております。おわかりいただけるでしょうか? ベキッチョのこの感じがたまらなく怖いのです。ホラーですよ、まったく。



なぜそう感じてしまうかというと、どうにもならない性懲りのなさ、サメのような原始的な獰猛さを感じるからです。まあまあ、たいそうないいかたでございます。あくまで私の個人的な感想でございます。



で、それはどこによく表れているかというと、ここです、ここ。↓

*****

「
本日、TBS『金曜日のスマイルたちへ』にて、お話しをする機会を頂きました。
事前にお知らせすることなく、皆様を驚かせてしまい、申し訳ありません。

どんなときも、応援して下さっているファンの皆様に、一番にご報告したいと思っておりましたが、
順番が守れず、申し訳ございませんでした。
今回はみなさまのお心を何度も傷つけてしまい、ほんとうにごめんなさい。



私のすべての行動、LINEのすべての内容は、皆様を不快にさせてしまうものでした。
当時の私は、考えが幼稚で認識が甘く、周りが見えておりませんでした。」

*****

あとで謝る。「不快にさせてしまうものでした」とおっしゃいますが、ただいま現在進行形で、この文章に不快にさせられております。だいたい、大前提としてこの部分、つまり復帰するまでの手順をちゃんと踏むという部分こそ、それ自体が、具体的に誠意を示すことができる肝心なところなのです。ここをきちんとしていないのでは、なにをいっても口先だけに聞こえます。



ですから、私のような「方々」は、ベキッチョの今回の復帰に眉をひそめております。それはベキッチョもわかっているはずです。だから謝る。



私たち「方々」はメデイアを通してしかベキッチョに接することはないのです。ですから、メディア上でわかるようにしていただきたいのです。内々の挨拶回りや手紙100通作戦ではなく。ああ、それは「皆様」向けでした。



そのきちんとした段取りを省かれてすぐに「ごめんなさい」といわれても……。「ごめんなさい」? いきなり乙女を使われるのも、気持ちがいいものではありません。



ですから、結局やっていることといえば、見込み発車のフライング復帰なのです。フライングにならないように、あらかじめ「方々」に知らせ、ある程度の理解を得るにはまだまだ時間がかかりそうだ、でも早く復帰したい、しかし時期尚早、もちろん叩かれるのは目に見えている……。



そんなこんなで、もういい!! うるせーからほっとけ、あと回しでいい!! 「方々」になんかあとで謝ればいい!! になってしまった、なってしまっている、というのがほんとうのところでしょう。



あるいは、こういったほうがわかりやすいでしょうか。もー、こっちはCM降板のペナルティの個人負担分、2億5000万円稼がなければならないんだからー。だから謝るわよ。別にウソをついたことも仕事上必要だと考えたからで悪いとは思っていないけど、謝ってみせないことには前に進めないらしいから。だから謝る。謝るわよ。



だがしかーし、このときすでにことを前に進めてしまっているのがベキッチョなのです。そしてそれでもなお、悪びれるでもなくシレッと謝れるのが真骨頂です。



何度もいいますが現在進行形です。それを、もうすでに過去のことになったかのようないい回しをして片付けてしまおうとしています。それは、謝りながら相手の顔に唾を吐く行為です。サメのように邪悪です。ベキッチョなんにも反省していません。ベキッチョのなかではなにひとつ解決されていません。



まあ、こんな邪険に扱われてまで復帰を歓迎しようという「方々」はいないでしょうね。もしいたとしたらとてもお人好しです。それでも「皆様」にはなれませんけれども。



「当時の私は、考えが幼稚で認識が甘く、周りが見えておりませんでした」。当時の私? ベキッチョはいまも当時のままです。「周り」のレベルを低く設定しすぎています。ひらたくいえばナメきっています。



世間のレベルは、ベキッチョが考えているより遥かに高いのです。反省するならそこから。その腐りきった独りよがりの世界観を根本から更新しないと、永遠のお詫び無限地獄です。



あーやだやだ、やっぱりだー。不快だ。気分が悪い。具合が悪い。もっといろいろ書くことはありますが、もうこれ以上はとてもムリです。もう読み進めまっしぇん。もう、これ以上しゃきには……。(了)




なんでもいいから。どうせ買うなら。↓↓ここからお願い!! 
(アフィリエイト収入が頼りです)右側のカラムもよろしく!



 

HP Directplus -HP公式オンラインストア- オーネット

DHCオンラインショップ 
ソニーストア デル株式会社

 

 



ソニーストア

オーネット

デル株式会社





0 件のコメント:

コメントを投稿