2016年5月15日日曜日
「謝罪文」でわかった川谷絵音の子どもらしさ。バブバブ
みなさん、こんにちは。謝罪文評論家、ごめんねジロー改め、ゴメンネ一筆です。これまでに石井竜也(56)、清原和博(48)、乙武洋匡(39)、乙武洋匡の妻仁美(37)、寺内華風(23)の父親、合計5名の謝罪文を読んでまいりました。
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厳密にいえば、寺内華風の父親が経営する会社のホームページに掲出されておりました謝罪文は父親個人のものであるのか、それとも会社としてのものであるのか、判然としないものではありました。まあ、公私混同、個人商店の面目躍如というところです。ああ、 寺内華風とは女子中学生を2年間も監禁した大バカです。
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今回は、一昨日(2016年5月13日)、なかば無理矢理に芸能界復帰を果したベッキー、通称ベキッチョの不倫相手、川上絵音の謝罪文です。ベッキーが出演した『中居正広の金曜日のスマイルたち』放送後に本人がブログに掲出したものです。
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すみません。さっそく横入りになりますが、2016年5月14日 15時0分配信のネットニュース『ビジネスジャーナル』にたいへん腹立たしいお話が載っておりましたので、要点を抜粋、ご紹介しておきます。
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《別のテレビ局関係者は語る。「実はここ最近、ベッキーはレギュラー出演していた各番組スタッフにお忍びで“お詫び行脚”を行ってきました。各番組サイドとしては高い視聴率が確実視できるため、どこも“ベッキー復帰一発目”を狙っていました。今回の『金スマ』出演についてベッキーサイドは他局に対し事前に説明を行っておらず、これは非常にマズイです。TBS以外の局は“裏切られた”と受け止めてしまい、今後TBS以外での起用は難しくなるでしょう」》
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ベッキーとサンミュージック相澤正久社長ってばあ!! またですか!! 私たちテレビ視聴者界の人間は、この2人に「川谷絵音の元妻に直接謝罪できるまでは絶対に復帰はしない」と繰り返しメッセージされてきました。
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しかし、4月30日に『中居正広の金曜日のスマイルたち』のロケに参加したベキッチョが語ったのは「来週、奥様に謝罪できることになったので」なのでした。完全な見込み発車でしよう、それ。
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で、放映された番組中で、今度は5月2日に直接謝罪できた、と報告されました。なので放映した、ということですね。その5月2日の段階では、すでにロケも編集作業も進んでいるわけですから、これだって完全な見込み発射です。
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しかもこの『ビジネスジャーナル』によれば、さらにその前、休業前にレギュラー出演していた各番組のスタッフに「お忍びで“お詫び行脚”」をしていたというではないですか!! つまり営業。完全なフラィイーング!!
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もう、何に対しても誰に対しても平気で「不倫」。人の道に背いています。ホントうんざり。ベキッチョと相澤ワル久、イヤな気分にさせる天才、というか、もう、どこまで腹黒いのか恐ろしくなります。信頼回復なんて、この宇宙が破滅してもムリ。
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あーイライラしすぎて寿命が縮みそうです。ゲスッチョ川谷の謝罪文にいきます。ブログ『絵音かわた日記』からです。だっせー名前。『かわた音絵日記』くらいのサービス精神はないのかね。各段落間のだらしのない空きは原文のママです。とりあえずご一読ください。
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2016年05月13日
皆さんへ
今日の金スマの放送を見て、書かないといけないなと思い、事務所を通さず勝手にブログを書いています。
まず、週刊文春さんで報じられたLINEの内容は全て本物です。
かつベッキーさんと友達関係だと最初のFAXでお伝えしましたが、あれは嘘であり、恋愛関係にありました。このような嘘をついてしまい本当に申し訳ありません。離婚するまでは友達でいようと言っていました。周りが見えてなかったし、本当に僕は誰の気持ちも考えてやれなかった。2人とも不幸にしてしまいました。
奥さんの気持ちを踏みにじり実家にベッキーさんを連れて行ったのも僕の独断です。
奥さんに対してもベッキーさんに対しても本当に申し訳ないことをしたと思っています。
あと「誰に謝ればいいのか」という発言。
これは奥さん、ベッキーさん、ファンの皆さんや関係者の皆さんにあてたものではありません。
ネットで心ない暴言を浴びせてくる人たちに対して言いました。ベッキーさんのSNSにも僕のSNSにも日常的に「死ね」「消えろ」というような乱暴な言葉が並んでいました。それに我慢が出来なくなりました。
ただこの発言を僕は公の場でするべきではなかったし、僕がそれを言う資格はなかった。結果数々の誤解を生みました。本当に子供だったと反省しています。
そしてベッキーさんは休業をしているのに、何故僕は休業しなかったか。
それは待ってくれているファンがいたからに他なりません。音楽を聴きに来てくれる人がいるのに裏切ることはできない。綺麗事に見えるかもしれませんが、僕はメンバーと作り上げた作品をただただ歌いたかった。僕の勝手かもしれませんが、それが理由です。
両成敗というアルバムを出したくせに何を言ってるんだと思うと思いますが、僕にはそれしか出来ませんでした。ファンが楽しむ、というのが一番大事だと、その考えは変わっていません。
ベッキーさんとは不倫関係にあって、奥さんを苦しめたし裏切りました。かつメンバー、スタッフの皆さん、関係者の皆さん、僕らのファンのみなさん、ベッキーさんのファンの皆さんには多大なご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ございません。
文章で、かつこのタイミングでお伝えすることになって本当に申し訳ないと思っています。
これからも自分たちの音楽でファンの皆さんにしっかり向き合って、indigo la End、ゲスの極み乙女。共々頑張っていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
川谷絵音
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いや、スゴい殴り書き感です。バカでしょ、といいたくなるくらいの礼儀知らず。段落間の空きがバラバラなのもそうです。礼儀知らずを細かく指摘していくとキリがなさそうなので、タイトルと最初の1センテンスだけにしておきます。
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タイトル「皆さんへ」→もっとていねいに「皆さまへ」であるべき。
「金スマ」→固有名詞を略すなどもってのほか。
「書かないといけないな」→上から目線。こちらは別に書いてもらわなくてもけっこうなのです。
「勝手に」→間違い。“自分だけの都合のいいように”という意味。「私の判断で」あるいは「私の責任において」。
「ブログを書いています」→いや、それはもう見た通りで見ればわかりますって。「お話をさせていただきます」。
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ほとんどワンセンテンスすべてダメでした。この言葉の感覚で歌詞を書くとは……。リスナーと共通の暗黙知、同時代性みたいなものでもっているのでしょう。無意味さ、ナンセンスと。
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あ、いま気がつきました。これ謝罪文ではないんですね。「申し訳ないことをした」「反省しています」などという文言はありますが、文章としては謝罪文ではありません。でもそんなこといっててもしかたがないし……。ゲスッチョ川谷!! 髪の毛をブローしてもらっているヒマがあったら少し日本語を勉強しろ。
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内容も稚拙です。バレてしまったから謝る、叱られたから謝る。子どもの行動パターンそのものです。自分なりの価値感、正義感に照らして今回の行動をどう考えるのか、どう反省するのか、が見られなければお話しになりません。
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認識のしかたが雑でステレオタイプなのも目につきます。たとえば「周りが見えてなかったし、本当に僕は誰の気持ちも考えてやれなかった。2人とも不幸にしてしまいました」。これは恋愛小説でも少し読んだことがある人なら、とても陳腐で恥ずかしくなる文章です。
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いい替えると、思考がこういうクリシエを弄ぶ段階で停止してしまっているので、いつまで経っても現実に対する認識が深まるということがないのです。
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そしてゲスッチョ川谷、なにしろ子どもですから、いちおう理屈を述べようとしている部分ではことごとく破綻しています。
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「『誰に謝ればいいのか』という発言」。これはあなたたちに向けていった言葉ではないのですよ、日常的に「死ね」「消えろ」などといってくるような連中にいったのですよ、とゲスッチョ川谷は弁明しています。でも、「誰に謝ればいいのか」という発言自体の意味するところについての説明はありません。
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「誰に謝ればいいのか」問題の本質は、いうまでもなくそこにあるのです。それが説明されないとなんのことだかわかりません。「死ね」といわれて「誰に謝ればいいのか」と返す? ギャグではないので。
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それと「公の場」と「言う資格がなかった」が数々の誤解を生んだわけではないと思います。だから「誤解」って具体的にどういうこと? なにがどんなふうに誤解されたの? そこだね。そこちゃんとした方がよさそうだね。(by中居正広、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』でのベキッチョインタビュー)。
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「 何故僕は休業しなかったか」。それは「ファンが楽しむ、というのが一番大事」だと考えているから。ファンに、音楽に、人生を捧げる。素晴らしいことです。しかし、それだったらファンに対しても「友達関係」だみたいなみみっちい嘘はつくなよ、ということです。
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都合のいいときだけ“勝手に”ファンだの音楽だのをもちだしてきてその陰に隠れようとする、ゲスッチョ川谷。これじゃあ、まだまだママがそばについていてあげなくちゃダメねー、な感じです。
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話は変わりますが、ゲスッチョ川谷の目、よく見ると寺山修司や新沼健司と同じ目をしています。この2人の目、『塀の中の懲りない面々』を書いた国内前科14犯、国外前科3犯、元ヤクザにして作家の阿部譲二(78)が、本当に恐い、ホンモノの目だ、と高く高く評価しています。そういわれればなんとなく狂気を孕んでいるような……。このへんで止めておこうっと。(了)
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