2016年5月18日水曜日

ベッキーか矢口かと問われれば、迷わずピストン矢口をとる!!




2016年5月18(水)、井上ハム造(59)の見通しが正しければ、文春砲がもうすぐ炸裂する予定です。なにがってベッキー(32)です、ベキッチョ。もうほんとうにほんとうにお腹いっぱいのはずなんですけれども、「芸能人生を左右するような」内容といわれれば、否が応にも期待は高まるというものです。野次馬ですから。



そういえば、矢口真里(33)が復帰してきたときはどうだったのかなあ(2014年10月23日、「情報ライブ ミヤネ屋」)、と思って過去に書いた原稿をさらっていたら、おもしろいものを見つけました。去年の2月12日付で書いたもので、芸能関連の話題を取扱うようになった最も初期の原稿です。一部を抜粋して再録しますのでご覧ください。



タイトル:「矢口真里、“ロンハーで号泣”の優遇」

《女王様がご帰還になられて早くも4ヵ月が経とうとしている。ご帰還になられたのはいいのだけれどもその後の需要がパッとしない。で、バラエティ番組でのイジリが徐々に激しさを増してきた。そしてついに2月10日放送の「ロンドンハーツ」でダレノガレ明美とか遠野なぎことかに責められて落涙→号泣となったわけである。矢口真里に対してあまりに親切すぎはしませんか? いたれりつくせりではありませんか? と思うのはわたしだけではあるまい。

はいあがるのになりふりかまわぬダレノガレ明美、あまりにもイノセントな遠野なぎこ。責め役にはあざといほどうってつけのキャスティングにもご注目。

矢口真里がご帰還になられて3ヵ月ほどのあいだ、少なくともテレビではまともに批判的コメントはなかった。バラエティ番組でのイジリにも、結果的には復帰の後押しになる程度にね、といった了解が透けていた。女王様=矢口真里の復帰には周到な根回しと準備があったのである。まるで護送船団方式である。威風堂々である。そしてさらに復帰の成り行きを見計らっての“可愛がり”である。まるで業界を上げての復帰作戦に思える。

に、してもである。この復帰圧力って、どうして? なぜこんな力づくでまで復帰させにゃあならんの? たかだかワイプ芸人でしょ? 見込みのある新人を売り出すほうがずっとコスパいいんじゃない? 勝手にお先棒担いで走り回ってるやつがいることもわかるけどさあ。どうしても芸能界に置いておきたい理由がきっとどこかにあるんだろうねえ。矢口真里、そこんとこ気が付いてるかなあ。気付いてないだろうなあ。気付いたところから第2幕がはじまるんだろうな、きっと。

余談になるが、矢口真里が復帰したら元夫中村昌也が睫毛エクステをして出てきた。「目ヂカラをアップさせるため」と説明したが、両目で110本はかなり派手目である。身長192センチの大男が……、と考え中に気が付いた。中村、道化の道を選んだのである。いまや女王様に祭り上げられた元妻と同じお城の中で生きていくにはその道しか思いつかなかったのである。哀れなことである。この先どうしたらいいのか、思い切って王様にお伺いを立ててみればいいのに》



このあと話はさらに矢口真里の“公称身長144.8センチ、ミニサイズへのこだわり”から、芸能界での未来は元間男、現彼氏の梅田賢三(28)と再婚してテレビ界初の「性に貪欲な若妻」キャラになることにあり、という無用のアドバイスまで送っております。まあ、他人事だと思って無責任にいい加減なものです。



これを改めて読み直してなにを考えたのかといえば、芸能界の仲間意識というものについてです。1年3ヵ月ほど前の私は、芸能界のいたるところで、陰に日向に矢口真里を後押ししているように見えるのは、すべて隠然としたあるチカラ=王様のせいだと考えて憤っております。若かったのう。



もちろん、いま現在もその王様の隠然としたチカラは働いています。そして知りすぎた女、ピストン矢口をカバーしている、と私は考えています。しかし“復帰圧力”がすべて王様によっているわけではないこともまた、いまの私はわかっています。それが芸能界の仲間意識、というヤツ。



今回のベッキーの件でも、“同じ芸能界の仲間として”という是々非々の判断からいえばまったくわけのわからない理由でベキッチョを擁護する意見が多数ありました。宮迫博之(46)、近藤春菜(33)、真矢ミキ(52)、宮根誠司(53)、武田鉄矢(67)、加藤浩次(47)、三村マサカズ(48)、泉谷しげる(68)などなど。私としては、この道理の通らぬ事態に、まったく首を傾げるしかなかったのです。



で、ピストン矢口に関する1年3ヵ月ほど前の原稿を読み直しながら考えました。結局、ここに出てくるダレノガレ明美(25)、遠野なぎこ(36)、それからここに再録した以外の部分でピストンに対して「セックスモンスター!」と叫んだと書かれている藤本敏史(45)にしても、それは誰かからの指示や依頼があって援護しているわけではなく、もっと自発的なものなのだろう、と。周到な根回しと準備というよりも、芸能人としての阿吽の呼吸、暗黙の了解によって、復帰してきたピストン矢口に対応しているのだろう、と。



だがしかーし、芸能界はそんなに和気あいあいとしたやさしい場所なのでしょうか? 誰かがつまずけば助け起こす、困っていたら相談に乗る、そんなに思いやりに満ちた世界なのでしょうか? ほんとうはその逆に、誰かを蹴落とすためにトラップを仕掛けたり、根も葉もない噂をまき散らしたり、溺れそうになったら沈めたり、という世界ではなかったのでしょうか?



そうすると、こうした矛盾が並立する芸能界というところは、一般世間に対しては芸能人同士、身を寄せあってお互いを守る性質があるところ、と考えたほうがよさそうです。つまり外部に対しては強烈な仲間意識を発揮して、排斥までするということです。ベキッチョに対するどんな批判にも耳を貸さないのですから。で、仲間内では足の引っ張りあい、掴み合いをしているわけです。



しかもこれは特別教えられたことでも、要請されたことでもなく、自然にそうなっているように見えます。宮迫博之は「同業者を守らなくてどうする?」といい、泉谷しげるは「仁義」という言葉まで使っていました。



どうしてこのようなことが起きるのでしょう? まあ、人間はご承知の通り群れて生きる動物ですから、芸能界を自分の群として認識し、それに忠実に生きる、というのが基本にあるのでしょう。本能的なものです。



この、自分の所属する群に対しての忠誠というのは、たとえば家族や友人同士、それから会社などいたるところに見られて、たいていは本人が意識するよりも遥かに強く縛られています。たとえば企業の不祥事などを見ると、こんないつか必ずバレてしまうものを、どうしてもっと早くに公にして適切に対処しなかったのか、と不思議に思うことがしばしばです。



ニーチェには「畜群」という言葉があります。しかし果たしてそれだけなのでしょうか? という疑問はまだ残ります。たとえばアメリカの芸能界では“同じ芸能界の仲間として”という理由だけでつまずいた仲間を庇うことはないからです。



そこに日本に特有の事情があるとすれば、なんでしょう? 考えやすいのは、芸能はカタギの仕事ではない、というむかしからの先入観念です。第十二代目の市川團十郎(享年66)、いまの海老蔵の父が、生前、NHKのラジオ番組に出演して「私たち歌舞伎モノは、世間さまが左とおっしゃれば右、右とおっしゃれば左というような、ちょっと変わったおかしなヤツでいなければならない」というようなことを語っていたのを思い出します。



つまり、大げさにいえば、歌舞伎モノ、芸能者というのは、市民社会の日常の外にいる者たちということです。少なくとも団十郎はそういうふうに考えて生きていたのです。そして団十郎はNHKのそのラジオ番組のなかで、「むかしは河原乞食といわれて」とも話していました。スゴい人だなー、と感心しました。



河原乞食などというあからさまな差別はなくなったとはいえ、カタギではない生き方をしている、そのなんとはなしの心もとなさが、いま、現代の芸能人の心のなかにも息づいているのかもしれません。現代という時代もむかしの尻尾を引きずっているのだなあ、という感じです。



そして同時にもう一方で、こんなふうにして差別というものはつくり出されていくのかなあ、という発見もありました。つまり、差別する側ではなくて差別される側からの線引きがされたように思うのです。



「同業者を守らなくてどうする?」は、同業者以外の者にとってはまったくの理不尽です。理不尽に線を引かれれば、じゃ、そっちはそっちで、という気分にもなります。心の奥のたいへん繊細微妙な問題ですが、道理が通らないところにはやがて闇が生まれるという見本のような気もします。



でもそう考えても、どうしても理解できないのは当のベッキーとサンミュージックの行動です。今回の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS、5月13日放送)での一夜限りの復帰でも、業界内のずいぶんいろいろなところと摩擦を起こしています。



まず、日本テレビをはじめとする各キー局には、あらかじめ根回しをしておきつつ、いざとなったらTBSに抜け駆けして激怒されています。しかもTBSに決めた理由を「はじめてレギュラーになった番組だから」と語ったために、その前から『おはスタ』に起用していたテレビ東京はさらに怒り心頭!!



で、その初回ならではの視聴率を稼がせてあげたはずのTBSからも、約束に反して5月10日の時点で勝手に『スポーツニッポン』に出演をリークして、怒りを買っています。TBSはTBSでマスコミ対応なども考えていたようなのですが、全部パー。



そんなわけでテレビ放送局については、もう全滅。いまの芸能界の核ともいえるテレビ局に対して、これから復帰させてもらう立場で、どうしてこういう行動がとれるのか不思議です。もちろん、騒動以前に各局でもっていたレギュラー番組にはそれぞれスポンサーがついていますから、そのスポンサーたちも眉をひそめています。直筆の手紙を送ったといわれるスタッフや共演者たちもそう。



なんなのでしょう? ベキッチョ。私は芸能界の仲間ではない、ということなのでしょうか? それともサンミュージック含めて強烈なアスペルガー? ともかく自分勝手すぎて不気味なくらいです。おお、これ以上考えるとまた気分が悪くなります。ダメダメ!! ここはこれにて!! (了)



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