2015年6月7日日曜日
素ハゲのままで。ギャグ29本
満月の夜に狼男に変身する話を聞いて、ハゲを満月に照らしていた作家、花村萬月(60)。
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和田アキ子が広げた手のひらを顔の近くで上下させるたび、5万円いますぐ用意しないと、とあせる。
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和田アキ子が「パンツ(の大きさ)が足らん!!」と半裸で大暴れしている夢を見た。峰竜太(63)が「アッコさん、アッコさん」となだめながら馴れた手付きで「のびのびサロンシップα」をパンツの周りに貼っていた。峰竜太の足が宙に浮いたところで眼が覚めた。
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和田アキ子(65)のインディオ風かつら。
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ジャパネットたかたの高田明前社長(66)の声を聞くと、どうしても理由なく慌てる。
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リーブ21の社長が出ているテレビCMを、家族一同いつも固唾を呑んで見守っている。社長のセリフが終ると、思わず安堵の深〜いため息が出る。
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リーブ21の社長に腹話術の人形説。
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発毛の前に発声。
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磯山さやか(31)が毛に関連するコマーシャル(アートネイチャー「ラピーダ」)に登場すると、なにか非常に生々しく感じてしまうのは私だけだろうか?
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あるときスーパーマーケットの床に巨大なケサランパサランが落ちていた。それが女性用部分カツラだったと気づくまでに半年かかった。
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風の強い日だったがマンション最上階にあるモデルルームを見にいった。先客がベランダに出てハゲになって帰ってきた。
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社長が急ブレーキを踏んだ弾みでカツラがフロントガラスに飛び、助手席にいた秘書課の女が大絶叫した。社長が死んだと勘違いしたらしい。
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きついタートルネックのセーターなんか、着るときのほうがヤバい? それとも脱ぐほう?
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むかし調子こいていた私は、男のくせにシニヨンにしておりました。あるとき髪束の太さが鉛筆ほどしかないことに気づきました。いまでは顔面と頭部の境が、たいへんわかりづらくなっております。
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髪の毛で顔を隠して泣いたふりをしている女を見ると殺意すらわく。
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そういえば巨大な富士額の笑福亭鶴瓶(63)も、むかしは巨大なアフロヘアーであった。
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岡村隆史(44)、小島瑠璃子(21)、麒麟の田村裕(35)。脱毛処理を施したサル。
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小学生なんかが相手の「子ども脱毛」というものがあるが、どこを脱毛するというのだろう? 宇宙人のグレイみたいになってしまわないのか?
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ツルッパゲにシャドウを入れて剃った青さを演出する。
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毛深いのと遠慮深いのとデカいのと、どれがいい?
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平日午後のワイドショー。フジテレビ「直撃LIVE グッディ!」に高橋克実(54)がいれば、毎日放送「ちちんぷいぷい」には山本浩之(53)がいる。頭の先までがっぷり四つの大激戦である。しかし勝つのはいつも読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」である。宮根誠司(52)は「けっもちいい〜」とほざいたらしい。オレからいわせれば「かみひとえ」だが。
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ハゲの政治家といえば松山千春の相方、鈴木宗男(67)前科1犯くらいか。そういえばムネオヘアーっていたよなあ。スネオ(44)か。
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パチスロで突然、隣りの台がオレンジ色に照り返したことがあった。友だちのライターの火が長髪に燃え移ったのだ。アチチチチと火の粉を払い、上げた顔が眉毛レスの完全おじゃるだった。睫毛もレス。前髪もレス。あとで聞いたら鼻毛も少しレス。駆けつけた店員によると炎が1mは上っていたそうである。そこで必死にうなずく友だちはまた前衛舞踏家のようでもあった。こんなとき毛量が多いのは考えものである。いやいやほんとうに、死ぬかと思うほど笑わせてもらった。教訓は、たばこの害はほんとうに怖い、ということである。
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その友だちはうしろから「オバサン」と呼びかけられ、ふりむくと「あ、オジサン」と笑われるというお約束のギャグで、近所の子どもたちの人気者である。
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ハゲが工事用ヘルメットをかぶるとメット・オン・メット、またはタンデム・メットになる。
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道路工事のアルバイトをしていた知り合いの頭は、上の部分だけ殻をむいたゆで卵(赤玉)のようだった。
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ツルッパゲはさっぱりしていてとても気持がいい。しかし直接皮膚に当たるので、少しぶつけただけでもすぐ出血する。カットバンを貼るわけにもいかないので、ふだんから陶器のように大切に扱う。ガラスのハートと陶器のヘッドである。
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ブックオフに中古CDを売りにいった。50枚で8250円になった。ここ数年での最高日給である。
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むかしエルトン・ジョンの植毛が1本約2万円だと聞いたことがある。喜んでばかりはいられない。(了)
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